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他家門前不動立直に関する諸数値

 私の書籍では先制攻撃における立直判断において、所謂「先制」立直(最終形限定先制ダマ)のデータを用いて判断している。
 この「先制」立直は「自分が1番目に」立直した場合を言う。
 他家が立直をしていないことが明らかではあるが、ダマか副露は問うていない。

 これに対して、「先制攻撃の立直判断を考えるならば『相手3家がダマ(副露していない)の場合のデータ』が欲しい」と人もいるかもしれない。
 そこで、自分が立直するときに他家3家がダマである場合のデータを調べてみようと思う。
 なお、他家3家が立直も副露もしていない状況のことを「他家門前不動」と定義する。


 早速データを見てみよう。
 待ち別の他家門前不動立直の和了率などの数値は次のとおりである。
(多面待ちについて4種以上と3種以上でデータを分けている)

FC21710132.jpg 

 細かい数値が必要な場合は上の表から出してほしい。
 基本的なデータは総てあるはずである。
(なお、先制立直・他家門前不動立直における失点関係の諸数値は次回掲載する)


 続いて、先制立直と他家門前不動立直の比較をしてみよう。
 待ちの種類別の5巡目・8巡目・12巡目における先制立直のデータは次のとおりである。

FC21710133.jpg (多面待ちというのは3種以上の待ちである、他家門前不動立直の多面待ちにつちえは上のデータから求めている)


 早速、和了率と放銃率を比較してみよう。
 まず、5巡目・8巡目・12巡目の待ち毎の和了率を見ると、他家門前不動立直と先制立直とでそれほど和了率が変わっていない(1ヶ所を覗いて和了率の差が3%以内)。
 とすれば、和了率に関しては、他家門前不動立直のデータを先制立直のデータで代用することはそれほど不合理ではないと思われる
 次に、放銃率を見ると、5巡目と8巡目に関してはあまり差がないことがわかる。
 とすれば、中巡までであれば、放銃率に関しても他家門前不動立直のデータを先制立直のデータで代用することはそれほど不合理ではないと思われる
 これは先制立直のなかに他家門前不動立直のデータが多く入っていること、8巡目であれば副露者も聴牌である可能性が低いことからこのような結果になっているのではないかと思われる。

 他方、12巡目になると放銃率の差が大きくなっている(約5%ずれている)。
 さすがに、12巡目となると副露している他家が聴牌している可能性が高く、初手で刺さる可能性やその後刺さる可能性が高くなっていることがわかる。
 ただ、12巡目の他家門前不動立直と先制立直のデータを比較すると、和了率は両者で大差なく、放銃率では他家門前不動立直の方が低くなっている。
 とすれば、先制立直の局収支などよりも他家門前不動立直の局収支などの方が上ではないかと推論することができる


 以上、他家門前不動立直のデータを引っ張ってきた。
 参考にしていただければ幸いである。

 それではみなさん。Atebreve!Obrigado!(また近いうちに、ありがとうございました)
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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