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牌の危険度19 ~ワンチャンスとノーチャンス~

 今回のデータを公開するのは少し怖い。
 というのも、今回の私のデータは北HAZさんの採ったデータと整合しないからである。
 ひょっとしたら致命的なバグがあり、私のデータは間違っているかもしれない。

 もっとも、二つのデータの違いは牌譜解析の対象期間が原因かもしれない。
 あるいは、二つのデータの違いは牌の危険度の求め方の違いから生じているのかもしれない。
 そこで、致命的なバグがあるかもしれないという可能性は考慮しつつも、データを公開するものとする。


 ワンチャンスとノーチャンスについて調べてみたのでその結果を公開する。
 早速データを見てみよう。
 立直者に対する9巡目の牌の危険度は次のとおりである。


FC21704212.jpg  

 主として無筋192837456、片筋456についてデータを見てみる。


 まず、ノーチャンスについてデータを見てみよう。
 無筋456のノーチャンスは片筋456並になった
 また、片筋456のノーチャンスは両筋456並になった(片筋456のノーチャンスは切られていない方が壁になっているケースを調べている)。
 さらに、無筋2837のノーチャンスは筋2837よりも安全になった
 これはノーチャンスの場合はカンチャン待ちの可能性がなくなるケースがあるから(1個隣りノーチャンスの場合)ではないかと思われる。
 また、無筋19のノーチャンスは筋19並になった
 筋19の危険度と同程度にとどまっているのは19待ちの場合にはカンチャン待ちがないからと思われる。


 次にワンチャンスについて見てみよう。
 先に、用語の説明をする。
 まず、自力ワンチャンスとは自分の手牌の中にワンチャンスを構成する牌の3枚を所持している場合を指す。
 また、他力ワンチャンスとは自分の手牌の中にワンチャンスを構成する牌が1枚もなく、場に見える牌だけでワンチャンスを構成している場合である、
 さらに、外側とは立直者が立直宣言前に切られた牌の外側に当たる牌を言う(宣言牌は含まないので注意)。
 また、ダブルワンチャンスというのは、1個隣、2個隣の両方が3枚壁になっている状況(例えば、3pと4pの両方が3枚見える場合の2p)を指す。
 最後に、ダブルツーチャンスというのは、1個隣、2個隣の両方が2枚壁になっている状況を指す(例えば、4pと5pの両方が2枚見える状況の3p)。

 まず、無筋456について見てみると、危険度の順番は、

 片筋456一般(安全) < ダブルワンチャンス < 自力・他力ワンチャンス < ダブルツーチャンス < ワンチャンスでもノーチャンスでもない(危険)

 となった(4~6牌なので外側か否かは関係ない)。
 今回の結果を見る限り、自力ワンチャンスか他力ワンチャンスかで危険度はさほど変わらないようである。

 次に、無筋192837について見てみよう。
 ざっと数値を見たところ、ワンチャンスか否かよりも外側(宣言牌除く)に当たるか否かの方が重要である。
 外側とワンチャンスであれば、外側に頼った方がいいと思われる。
 また、外側ではない場合の牌の危険度を見たところ、

 筋192837(安全) ≦ ダブルワンチャンス < 自力ワンチャンス
 < 他力ワンチャンス < ダブルツーチャンス < ワンチャンスでもノーチャンスでもない(危険)

 とすれば大きな間違いはしなさそうである(多少逆転しているところがある、詳細は表を見てほしい)。

 最後に、片筋456について見てみよう。
 危険度を安全な順に並べえると、

 両筋456一般(安全) ≦ ダブルワンチャンス < 自力・他力ワンチャンス
  < ダブルツーチャンス < ワンチャンスでもノーチャンスでもない(危険)

となりそうである。


 以上、ワンチャンスについて見てみた。
 大雑把に見るのであれば、
 
(筋・片筋・外側) < ダブルワンチャンス(安全) < シングルワンチャンス 
          < ダブルツーチャンス < ワンチャンス・ノーチャンスではない(危険) 

と押さえておくと大きな間違いをせずに済むと思う。
 また、自力ワンチャンスと他力ワンチャンス(外側)を比較すると、無筋1289については自力ワンチャンスの方がやや安全ではあるが、無筋37456、片筋456についてはあまり差がないようである
 

 以上、ワンチャンス・ノーチャンスについて見てみた。
 ベタオリする際の参考にしていただければ幸いである。

 それでは、みなさん。Ate breve! Obrigado!(また近いうちに、ありがとうございました)
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