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前局の結果と配牌シャンテン数の関係

 今回のタイトル、「流れが存在しないことの証明」としようかと思ったが、別に「流れ」がないことを殊更に主張する気はないので、素直に調べた内容をタイトルに持ってきた。

 クソ配牌の牌譜解析をやる際、ついでに、前局の結果と次の局のシャンテン数の関係について調べられることに気付いた。
 そこで、それについて調べてみる。


 調べ方は次のとおり。

① 前局の結果を和了・放銃・被ツモ・横移動・流局にわける。
② それぞれの結果(和了・放銃・被ツモ・横移動・流局)毎に、立直をしているか、立直をしていない場合テンパイをしているかしていないかでわける。
③ それぞれの次の局の配牌シャンテン数を求め、その平均値を求める(東1局0本場は除外する)。

 結果は次のとおりである。

FC21703091.jpg 

 まず、おおよその統計誤差から見積もっておこう
 全体のデータから見積もった配牌シャンテン数の標準偏差は約0.88であった。
 他方、場合分けした場合のそれぞれのサンプル数は少ないところで30万、多いところで700万となった。
 この点、標準偏差が0.88、サンプル数50万の95%信頼区間はプラスマイナス0.0025となった。
 とすれば、シャンテン数の平均は最大0.0025動くと見ておけばよいかと思う。
 つまり、流れがないならシャンテン数は3.578~3.582の間に入る

 さて、様々な現象が発生した後の配牌シャンテン数を見てみよう。
 数値を一覧したところ、総てが3.578~3.582の間に収まっている。
 これは理論値(3.580)から見て0.002程度しかずれていない
 とすれば、これらの数値は誤差の範囲である。
 よって、今回の区分けによって「流れ」的な現象は確認できないといえる。


 なんか、立直後放銃局の次の局における配牌シャンテン数の平均が3.578となっていて、全体の平均値より0.002下がっていたり、
  逆に、立直後横移動局の次の局における配牌シャンテン数の平均が3.582となっていて、全体の平均値より0.002上がっていることから、

 立直後に放銃すると、立直のエネルギーが充満し残存する。よって、そのエネルギーが次の局の配牌がよくなる(シャンテン数の平均が0.002下がる程度)とか
 立直後に横移動で蹴られると、立直のエネルギーが胡散霧消する。よって、次の配牌のシャンテン数が悪くなる(シャンテン数の平均が0.002上がる程度)とか言いたくなるが、
  これらは誤差の範囲である。
 誤解なきよう。


 それでは、みなさん。Ate breve! Obrigado!(また近いうちに ありがとうございました)
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