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和了できなかった場合の局収支の期待値に関する考察

 少し前に、ネマタが研究者のデータを「引用」の形式を採らずに使っていたのと(2月25日現在、その記事は訂正され、データ元が引用されている)、それを見た私が感情的になっていたことから、ネマタに「あんたが研究者をぞんざいに扱うなら、今後データは頒布(無償で公開)しないぞ」と雷を落とした。
 さらに、ネマタに対する抗議の意味合いもこめて、ブログの記事も1週間程度非公開とした。
 読者の皆様方にとっては、余計な内ゲバに巻き込んでしまい、心から謝罪する

 それから今日まで私が何をしていたかと言うと、実は体調を崩してずっと寝込んでいた
 ブログの記事を1週間程度で戻したように、ツイッターのアカウントもすぐに復活する予定であったが、それがしなかったのは体調が極めて悪かったからである。
 もっとも、現時点でも体調が元に戻ったとは言い難いし、体調を崩して寝込んでいた間にやるべきだったことはそのまま残っているため、来月から大変なことになりそうなのだが。
 

 さて、ネマタの麻雀講座を見てたところ、次のような記載を見つけた。

 ネマタの麻雀講座 第24回 「待ち選択 その3」
 http://mj-news.net/column/nemata-lecture/2017020859571
(以下、記事を引用、強調は筆者)
 自分がアガらなかった場合、その局の収支は、平均して子の場合は約-1500点、親の場合は-2500点程度なので、アガった時の打点に子なら1500点、親なら2500点をそれぞれ加えて計算すると比較しやすいです。
(引用終了)

 つまり、ネマタ(の頭のなか)によると、和了できなかった(放銃・被ツモ・横移動・流局)の局収支の期待値は子は-1500点、親は-2500点なのだそうである。
 私の思った感想は「親の場合、-2500点もあるのか?」であった。
 今日はこれについて吟味する。


 まず、非和了時(和了できなかった場合)の局収支を求めるために必要なデータから。
 データは次のとおりである。
(なお、前回のデータと微妙に違うところがあるが、それはデータの取り違えがあったためである。もっとも大勢に影響はない)


 子の放銃率 12.3%
 子の放銃素点 -5039点
 子の被ツモ率 25.8%
 子の被ツモ素点 -1978点
 子の横移動率 23.5%
 子の流局率 15.8%
 子の流局時局収支 -246点
  
 親の放銃率 13.4%
 親の放銃素点 -4320点
 親の被ツモ率 23.8%
 親の被ツモ素点 -2832点
 親の横移動率 23.5%
 親の流局率 15.8%
 親の流局時局収支 54点
(データは天鳳・鳳凰卓のクイタン赤アリの東風戦東南戦、期間は2009年~2015年)
 
 また、和了できなかった場合の局収支の期待値は

(非和了時局収支) = ((放銃率)×(放銃素点)+(被ツモ率)×(放銃素点)+
             (横移動率)×0+(流局率)×(流局時局収支))÷
            ((放銃率)+(被ツモ率)+(横移動率)+(流局率))

で出せる。

 この式で局収支を求めたところ、

(親の非和了時局収支)= -1626点
(子の非和了時局収支)= -1472点

となった。
 前回( http://meaningless777.blog.fc2.com/blog-entry-548.html )は子の非和了時局収支が1600点となった(きりのいい数字にするため1500点にした)が、これは被ツモ時素点について子のデータを引っ張る予定が、間違えて親子のデータを引っ張ってきたからであった。 


 さて、求めた局収支を見てみよう。
 まず、子の非和了時局収支は-1472点となった。
 よって、-1500点と見ておけば大きな間違いにならないであろう
(もちろん、先制リーチ時、追いかけリーチ時などと場合分けすれば点数が変わるが、それでも1000点も増えたり減ったりしないものと思われる。分かりやすい目安として使うのであればこれで十分であろう)。
 
 次に、親の非和了時局収支は約ー1600点となった。
 被ツモ素点は(親被りのため)増えるが、放銃素点は多少下がるため(子の場合、親に対する放銃も含まれるため)、大きくは変わらないようである。
 そう考えれば、親も子も非和了時局収支はー1500点とした方が簡単であろうかと思われる。


 以上の検討を考慮すると、ネマタが書いた「非和了時の親の局収支は-2500点である」は誤りであろう。
 簡単に考えるなら、親も子も-1500点と見積もっておけば十分である

 しかし、気になるのは2500点の根拠である。
 ネマタはどうやって2500点という数値を求めたのだろう。
(別に、「親の場合、2500点を足せばいい」ことを正当化するロジックならいくらでも作れるが、ここで私が興味があるのはネマタの思考プロセスであるため、正当化するロジックを予め書くのは避ける)


 それでは、みなさん。Ate breve! Obrigado!(また、近いうちに。ありがとうございました)
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コメント

No title

親の子リーチに対するベタオリ期待値(1~10順目)が
-2200~-2100点ぐらいです。
子の子リーチのベタオリ期待値が-1500点ぐらいです。
多分和了できない=被リーチを受けるをイメージしたのかも。

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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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