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雑感

 最近、山読みについてシミュレーションを行った。

 とある局面の山読みに関する考察
 http://meaningless777.blog.fc2.com/blog-entry-589.html

 なお、この局面については「どっちが得なのか?」という問い合わせがあったので、今回得た山読みの結果をパラメータとする局収支シミュレーションをやってみようと思う(無論、得られるのは局収支だけであって、段位ポイント期待値を求めることはできないが)。


 ところで、今回用いた山読みプログラムは、とつげき東北(以下、「凸」と言う。)の山読み理論を具体化したものである。
 理論が作られたのは約15年前(『科学する麻雀』が出版される前)である。
 また、私がこのプログラムを作ったのは、麻雀研究を始めて間もない頃だから、約10年前である。
 なにしろ、私の作ったプログラムのプログラミング言語がPERLなのである。
 だから、シミュレーションもクソ遅い(研究用に使うならまだしも実用に耐えられるものではない)。


 さて、この山読みプログラムがどのようなものか、凸の記述を参照してみよう。

(以下、 http://totutohoku.b23.coreserver.jp/hp/mjcom_B0.htm より引用、強調は筆者によるもの)
諸君の優秀な頭脳と異なり、コンピュータの演算は恥ずかしいほどに粗末なものだ。
コンピュータは点数状況を一切考慮しない相手のツモ切りや、打牌の順序を一切考慮しない。そこが東風荘であるかフリー雀荘であるかを考慮しない
コンピュータはドラが何であるかに無関心であるリーチ宣言牌が何であるかに興味はない。そもそもリーチという概念が存在しない
現在の順目や流れなど認識できない。決め(ルール)を把握しない。
相手の狙い役をも全く知らない。もちろん、ラグがどうとかといった、東風特有の読みもしない
相手が食い仕掛けをしているかどうかさえ見ていない。MJ-0の一番原始的なモードを使った、単純なモデル計算のみである。

これらの成績を比較するわけだから、読みの鋭い諸君は楽勝だろう。
(以下略、以下引用終了)

 若干、凸特有の煽りが入っているのでアレだが、書いてあることに間違いはない。
 凸の山読みプログラム、上の局面について調べた私の山読みシミュレーションの結果は

 点数状況
 相手のツモ切りや、打牌の順序
 ルール
 ドラ
 立直か否か
 流れ
 ルール
 相手の狙い役

 これらを考慮していない。
 何故このことに確信を持てるかというと、私自身、山読みプログラムを作成することで、凸の考え方を後追いしており、その際に上に書いたことが一切考慮されていないことを確認しているからである。
 考慮しているのは、見える牌と見える牌から計算されたメンツやトイツの出来やすさ、それだけである。


 サイトの情報や『科学する麻雀』によると、このプログラムに山読みをやらせ、人間と勝負したところ、人間(東風荘超ラン組が多いものと推察する)を差し置いて1位の成績を取った。
 しかし、あれから10年以上経った。
 人間が研鑽を深め、山読みについても能力を飛躍させている可能性がある。
 特に、プロの先生方や天鳳で鬼打ちしている鳳凰民は。

 他方、天鳳の大量の牌譜が公開されたことで、牌譜解析結果から山の枚数を想定することも可能となった。
 そうなれば、新たな山読みプログラムを作ることも可能である。
 あるいは、機械学習に基づいた山読みプログラムも作成できるかもしれない。


 そこで、山読み理論を進化させ、このテストをもう一度行いたいと思う。


 ただ、新しい理論というのは出来ていない。
 どんな採点方式にするかも決めてない。
 鳳凰卓の牌譜から選ぶことは決めているが、局面についても決まってない。
 実現するのはかなり先のことになるだろうが。
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 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
 次が、巷に流れる麻雀戦術が正しいのかを知りたい人、理由付きで麻雀戦術を知りたい人になります。
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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