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配牌一向聴が必ず来るなら平均順位はどの程度になる?

 今回のシミュレーション(擬似麻雀シミュレーション)は完全にお遊びである。
 今回使用したパラメータがそもそも擬似麻雀シミュレーションが可能なパラメータの範囲に入っているかについてはよくわからない。
 だから、「ふーん、こんなものか・・・」という程度で見ていただきたい。


 ことの発端は、麻雀AI研究者であり、かつ、将来有望な好青年ゆーらしあさんの次のツイートである。

(以下ツイート内容を引用、元のURLは https://twitter.com/yu_rasia/status/806552513776263168 ) 
 現金10億円と一生配牌が1シャンテンになる能力だったらどっちが欲しい?って聞かれたら一生配牌が1シャンテンになる能力って答えるぐらいには天鳳に飢えてる
(引用終了)

 現金10億なら現金10億を取るべきだろう、というのはさておき、思ったのは「必ず配牌1向聴になったら、どれくらい(試合が)有利になるだろうか?」ということであった。
 それをある程度見積もってみようと思う。


 まず、配牌一向聴の和了率のデータは次のとおりである。

FC21612081.jpg 


 和了率45%以上、局収支約1900点(親は3100点)
 素晴らしい成績としかいいようがない。
 配牌一向聴にもよしあしがあるが、「(その中身は牌の組み合わせに従いランダムに配られるが)配牌一向聴が保証される」というだけで、相応の有利さが保証されそうである。

 局単位の有利さはこの結果を見れば一目瞭然である。
 では、試合単位での有利さはどの程度になるか。
 全部の局が配牌一向聴だった試合を牌譜から引っ張り出すのは無理がある
 (配牌一向聴になる確率は親でさえ2.5%しかない、子にいたっては0.6%である)。
 そこで、擬似麻雀シミュレータを使って調べてみようと思う。


 ところで、擬似麻雀シミュレータにて放り込めるパラメータは、和了率・放銃率・和了時ツモ割合・流局時の聴牌率だけである。
 それ以外のパラメータを放り込むことは出来ない。
 そこで、特定1家についての和了率・放銃率・和了時ツモ割合・流局時聴牌割合のみ配牌一向聴のデータを用いる(その他のパラメータは通常のデータ準拠、その他3家は通常のデータを使用する)。
 なお、配牌一向聴になる自分を南家とする。


 シミュレーション結果(サンプルサイズは100万)は次のとおりである。
(なお、雀荘収支は25000点の30000点返し、ウマワンツー、チップは一発裏赤、鳴き祝儀あり、1枚2000点相当とする)

東風戦の場合
 平均順位1.845
 トップ率50.6%
 七段の段位ポイント期待値 28.3
 半荘収支(チップなし) 22.8
 半荘収支(チップあり) 26.8

東南戦の場合
 平均順位1.643
 トップ率 60.1%
 七段の段位ポイント期待値 55.2
 半荘収支(チップなし) 35.9
 半荘収支(チップあり) 43.9

 さて、みてみよう。
 まず、東風戦の場合、トップ率約50%、平均順位1.84、半荘収支(チップあり)26.8となった。
 点五雀荘で場代を300ほにゃらら(単位はご想像下さい)とするなら、1試合あたり1000ほにゃららゲットできる計算になる。
 1試合20分とすると時給3000ほにゃららである(テンピンならもっと増える)。
 雀荘の儲けだけで生活できそうである(勝ちすぎて出禁になる可能性はとりあえず考えない、笑)。
 
 また、東南戦の場合、トップ率約60%、平均順位1.643、半荘収支(チップあり)は43.9となった。
 東風戦よりも有利になっているのは局の数が東風戦よりも多いからである。
 点五雀荘で場代を400ほにゃららとするなら、1試合あたり約1700ほにゃららゲットできる計算になる。
 1試合40分とすると時給2500ほにゃららである。
 こちらも十分な収入が見込めそうである。


 ところで、先のツイートでは、「10億もらう」と「生涯配牌一向聴」を比較していた。
 しかし、もらえる額が3億だったらどうするか?
 あるいは、もらえる額が1億、3000万、1000万だったらどうするか?
 はたまた、「能力をゲットするかお金をもらうか」の選択ではなく、「(後払いで良いとして)お金を払って能力をゲットするか、能力のゲットを諦めるか」の選択ならどうするか。
 色々考えてみると面白そうである。


 では、今回はこの辺で。
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Meanin Gless

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 原則として、このブログの文章に「(数学・プログラムについて相応の知識・技術を持った人が)ここに書かれた文章の内容を再現し、文章の内容が正しいことを確認するために必要なこと」は総て記載していく予定です。
 もちろん、牌譜分析をした結果をそのまま表示する場合、重複する場合、後で細かく書く場合、他に書かれていて書く必要がない場合、情報の速報性を重視する必要のある場合は別ですが、それはあくまで例外です。

 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
 次が、巷に流れる麻雀戦術が正しいのかを知りたい人、理由付きで麻雀戦術を知りたい人になります。
 申し訳ありませんが、麻雀戦術が使えるようになりたい、麻雀戦術を分かりやすく知りたいと思われる方は、このサイトの99%は役に立たないと思います。
 麻雀戦術について詳細に記したサイト、分かりやすく記したサイトは、たくさんありますので、そちらを読まれた方がよいかと思います。


2 分かりやすさへの配慮について

 なお、理想論としては、私は、このブログの文章の内容を分かりやすく説明するところまでもっていきたいとは思っております。
 しかし、それだけの余力は現在ありません。
 そのため、「この記事を理解すれば役に立ちそうだから、このブログの解説記事を作ってほしい」と思われた方は、コメント欄にてリクエストをしてください。
 リクエストされた時の私の状況にもよりますが、出来る限り対応したいと思います。


3 当サイトの目標

 当サイトは「科学する麻雀」の理論を発展させることを目的としております。
 もちろん、発展の中には、「細かい修正」も入りますが、できれば、天鳳の赤アリ麻雀の牌譜を分析し、必要であれば、抜本的な理論の改変も目標にしたいと思います。
 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

4 引用について

 基本的に、ネット上のブログに引用する際には、

 ① 私がシミュレーション又は牌譜解析したこと
 ② このサイトのデータである旨

を書いた上で引用する限り、自由に引用していただいて構いません
(ただし、あたかも私が行った牌譜解析・シミュレーションを自分がやったかのように記載して転載するのはやめてください)。

 しかし、

 ① 営利目的使用
 ② 紙媒体に使用する場合

 は、コメントにて、私にご一報ください。
「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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