記事一覧

わざ降段の合理性 3

 前々回、前回とわざ降段の合理性について調べてみた。
 前々回は鳳南安定七段の八段から七段に降段する間際におけるわざ降段の合理性を調べた。
 また、前回は鳳南安定八段の九段から八段に降段する間際におけるわざ降段の合理性を調べた。
 
 前々回、前回はともに安定段位の1個上の段位から降段する際のわざ降段の合理性を調べている
 ただ、せっかく調べるなら、安定段位より2個上の段位から1個上の段位に降段する際のわざ降段の合理性についても調べた方がよいだろう。
 そこで、今回はそれについて調べてみる。

 ただ、2個上の段位から降段するケースについて、鳳南安定七段、鳳南安定八段の両方について調べるのはあれである。
 そこで、今回は鳳南安定八段のケースのみ調べる。


 シミュレーションの諸条件は前回と同じである。
 ただ、開始時の段位と段位ポイントについては、九段1800ポイント(九段原点)、十段0ポイント(十段からの降段間近)、十段200ポイントの3つについて調べる。
 また、試合数については、100試合、300試合、500試合、1000試合、2000試合の5つについて調べる。

 シミュレーション結果は次のとおりである。
 FC21612073.jpg 

 十段からのわざ降段を調べる関係で、高段位タッチにあたるのは天鳳位のみのため、天鳳位タッチ率を見てみる。
 そこで、数値を見てみると、九段原点と十段からの降段間際とで天鳳位到達率に大きな差がない。
 とすれば、「安定段位よりも2個上の段位から降段する間際においても、わざ降段に合理性があるとは言えない」と言える。


 さて、前々回と前回とで、安定段位によらず、安定段位+1から降段する間際においても、わざ降段に合理性がないことを示した。
 また、前回と今回とで、安定段位が同じ(八段)場合に、安定段位+1から降段する間際、安定段位+2から降段する間際、双方のにおけるわざ降段に合理性がないことを示した。
 以上を総合すると、「わざ降段に合理性があるとは言えない」ことは示せると思う。


 では、今回はこの辺で。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Meanin Gless

Author:Meanin Gless
 初めてこのサイトを訪れた方へ(出来る限り御読みください)

1 このブログで記載する内容と程度 

 このサイトは麻雀に関する調査結果・研究結果を調査過程・研究過程を含めて厳格に記述するサイトです。
 原則として、このブログの文章に「(数学・プログラムについて相応の知識・技術を持った人が)ここに書かれた文章の内容を再現し、文章の内容が正しいことを確認するために必要なこと」は総て記載していく予定です。
 もちろん、牌譜分析をした結果をそのまま表示する場合、重複する場合、後で細かく書く場合、他に書かれていて書く必要がない場合、情報の速報性を重視する必要のある場合は別ですが、それはあくまで例外です。

 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
 次が、巷に流れる麻雀戦術が正しいのかを知りたい人、理由付きで麻雀戦術を知りたい人になります。
 申し訳ありませんが、麻雀戦術が使えるようになりたい、麻雀戦術を分かりやすく知りたいと思われる方は、このサイトの99%は役に立たないと思います。
 麻雀戦術について詳細に記したサイト、分かりやすく記したサイトは、たくさんありますので、そちらを読まれた方がよいかと思います。


2 分かりやすさへの配慮について

 なお、理想論としては、私は、このブログの文章の内容を分かりやすく説明するところまでもっていきたいとは思っております。
 しかし、それだけの余力は現在ありません。
 そのため、「この記事を理解すれば役に立ちそうだから、このブログの解説記事を作ってほしい」と思われた方は、コメント欄にてリクエストをしてください。
 リクエストされた時の私の状況にもよりますが、出来る限り対応したいと思います。


3 当サイトの目標

 当サイトは「科学する麻雀」の理論を発展させることを目的としております。
 もちろん、発展の中には、「細かい修正」も入りますが、できれば、天鳳の赤アリ麻雀の牌譜を分析し、必要であれば、抜本的な理論の改変も目標にしたいと思います。
 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

4 引用について

 基本的に、ネット上のブログに引用する際には、

 ① 私がシミュレーション又は牌譜解析したこと
 ② このサイトのデータである旨

を書いた上で引用する限り、自由に引用していただいて構いません
(ただし、あたかも私が行った牌譜解析・シミュレーションを自分がやったかのように記載して転載するのはやめてください)。

 しかし、

 ① 営利目的使用
 ② 紙媒体に使用する場合

 は、コメントにて、私にご一報ください。
「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

カテゴリ

アクセス数