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鳳凰民はどの程度ベタオリに失敗し給うのか 2

 前回は自分が門前(立直者以外の2人も門前)、サンシャンテン以上だった場合の放銃率について調べた。
 今回は自分が1フーロでサンシャンテン以上だった場合の放銃率について調べる。


 早速データを見てみよう。
 1家立直を受けたときに自分が1フーロ・サンシャンテン以上(他家2家は門前)の場合の放銃率は次のとおりである。

FC21611171.jpg 
 

 一部グラフが波打っているがこれはデータが少ないからである
(前回、データの絞込みをかけたくないと述べたがその理由はここにある)。
 このデータも最初は3向聴以上ではなく2向聴以上で採ったのだが、和了率が意外に高くて修正した。
 その影響が「グラフが波打つ」という形で出ているようである。

 さて、放銃率を見てみよう。
 8巡目において現物が一切なかった場合の放銃率は10%あった。
 10回に(平均して)1回振る計算になる。
 また、現物が2枚ある場合の放銃率が6%になった。
 さらに、現物が4枚以上ある場合の放銃率が約4%となった。


 なお、参照データとして和了率のデータを掲載する。

FC21611172.jpg 


 8巡目について見てみると、現物が4枚以上ある場合の和了率が約0.8%、それ以外の場合の和了率が約1.2%となった。
 やはり多少の例外が含まれているようである。


 これらの数値をどうみるか。
 一つ言えそうな事は、「高く見積もっても放銃率はこれ以上にはならない」ということである。
 門前にせよフーロにせよサンシャンテン以上であれば和了には向かわないはずである。
 本牌譜解析結果は一部の例外があるが多くの場合は和了に向かわないときの放銃率を求めたといえる。
 だから、「これ以上放銃しない」とはいえる。

 また、より低く見積もるならば、現物が4枚以上ある場合の放銃率を0%として、放銃率の補正をかけるという手段が考えられる。
 例えば、8巡目の現物が4枚以上の放銃率は3.8%(門前なら4.3%)であるが、各放銃率に3.8%を引いた値を真のベタオリ時の放銃率とするのである。
 具体的には次のようになる。  

 8巡目現物0枚放銃率 門前4.7% フーロ6.2%(補正前 門前8.5% フーロ10.4%)
 8巡目現物1枚放銃率 門前2.5% フーロ4.5%(補正前 門前6.2% フーロ8.8%)
 8巡目現物2枚放銃率 門前1.0% フーロ2.3%(補正前 門前4.8% フーロ6.6%)
 8巡目現物3枚放銃率 門前0.2% フーロ0.6%(補正前 門前4.0% フーロ4.9%)
 8巡目現物4枚放銃率 門前0% フーロ0% (補正前 門前3.8% フーロ4.3%) 

 このように考えるのも一つの考え方である。
 そして、このように考えれば、ベタオリ失敗率(ベタオリ失敗率)のあたり(下限と上限)はつけられるのではないかと思う。
 是非、参考にされたい。


 では、今回はこの辺で。
 次回は、対2家立直のベタオリの牌譜解析についてみていきたいと思う。
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
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