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向聴牌譜解析 1

 10月31日追記
 プログラムにミスがあって、牌譜集計条件から「先制」の条件が外れていた。
 一度公開してしまった以上この記事自体は削除しないが、その点はご了承いただきたい
(9巡までであれば大きな差はでないと思う)。
 なお、現在、「先制」と「追いかけ」を分けて牌譜解析中であり、その結果が出たら改めて公開する。


 先の「一向聴牌譜解析 1」の後、門前一向聴に関する牌譜解析やフーロ一向聴に関する牌譜解析をやってみた。
 今回から何回かにかけてその結果を公開しようと思う。

 今回は、「自分は先制(他家の立直がない)で、門前(フーロしていない)」という条件を課してみた。
 精密な戦術論を引き出すのはこれでも全然無理だが、それでも前回よりはまだマシだと思う。


 さて、今回、一向聴の類型を次の7つに分けた。

1 良形良形一向聴 所謂、リャンメンリャンメン一向聴。完全一向聴や良形が三面張担っているケースも含む
2 良形愚形一向聴 良形と愚形(カンチャン・ペンチャン)の一向聴、ターツがトイツかしている可能性や良形が三面張になっているケースも含む
3 愚形愚形一向聴 愚形と愚形の一向聴、愚形がトイツ化しているケースも含める
4 ヘッドレス良形良形 3メンツで残り2面子が良形になっているケース、メンツにアンコが入っているかは問わないし、良形が三面張化しているかは問わない
5 ヘッドレス良形愚形 3メンツで残り2面子が良形と愚形になっているケース、メンツにアンコが入っているかは問わないし、良形が三面張かしているかも問わない
6 ヘッドレス愚形愚形 3メンツで残り2面子が愚形と愚形になっているケース、メンツにアンコが入っているかは問わないし、愚形が複合形になっているかも問わない
7 浮き牌2個一向聴 3メンツと1トイツがある一向聴、浮き牌がメンツと複合している(4連形・中ぶくれ)かどうかは問わない
8 それ以外(もっとも、それ以外のデータは取っていない)

 以上、7つの類型に分けてそれぞれの手牌形成巡目毎の和了率の値を求めてみた。
 結果は次のとおりである。

FC21610311.jpg


 ざっくり見るなら次のことがいえる。
 まず、一向聴の中ではヘッドレス良形良形の方が和了率が高い
 次に、ヘッドレス良形愚形とリャンメンリャンメン一向聴の和了率が同程度である。
 また、ヘッドレス愚形愚形一向聴と良形愚形一向聴も同程度の和了率である。
 そして、愚形愚形一向聴はそれらに劣る、と。

 ちゃんとやるとなれば、nisiさんのシミュレーションを行う必要があるとは思うが、「ざっくり考える」というのであれば、今回の結果が一つの目安にはなるのではないか、と思う。


 次に、愚形聴牌と一向聴の和了率を比較してみた。
 結果は次のとおりである。

FC21610312.jpg


 愚形聴牌は一向聴よりも和了率が高い。
「聴牌と一向聴とは天地の差」といわれるが、中巡においては特にそうだと言える(一向聴の場合、降りる可能性もあるからなおさらである)。
 ざっくりと考えるなら、「平場の中巡で聴牌を崩して手代わりを待つためには、打点(和了時素点)が倍になる」くらいの条件が必要と言えそうである。
 ダブルドラの浮き牌にくっつける、とか、カンチャン(ペンチャン)を払うとタンヤオがつく、とか。
 ただ、「タンピンなければならない」ってことはないようである。


 以上、今回の牌譜解析からざっくりいえることを述べてみた。
 参考にしていただけると幸いである。
(なお、もっと詳しいことを知りたいのであれば、nisiシミュレータの結論を見るべきである、そちらの方がはるかに正確であると思われる)。
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 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

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「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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