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鳳凰卓における見かけのRATE別牌譜解析 2

 少し前に、特上卓において勝ち組になるために必要なことを調べるため
  特上卓・東南戦における見かけのRATE毎の牌譜解析結果を行い、
  順位のよさと相関係数の高い数値をピックアップするということを行った。
 今回、鳳凰卓においても同様のことを調べてみたのでそれについてみてみよう。

 なお、特上卓と鳳凰卓で異なる傾向を示した場合、その理由は複数あると思われる。
 天鳳のルール(ラス回避)の影響か。
 強者たちによる対局のせいか
 そこは分からない
 だから、そのことは留保しながら見て欲しい。

 また、今回は特上卓・鳳凰卓において勝ち組(特上卓における平均順位2.35、鳳凰卓においては平均順位2.4)ならばどの程度の数値をとるか見積もってみた
 求め方は、「順位のよさとその指標を線形近似し、平均順位が2.35または2.4の際のその指標」を出したものである。
 無論、強者ならこの数値を取ると言い切れるものではないが、一つの目安にはなるであろう。
 また、全体とこの数値が乖離すれば乖離するほど、その数値は重要になる
(逆に、全体とこの数値の差が0.1%程度であれば、相関係数が0.999あったって意味がない)。
 その数値の重要性を相関係数とは別の意味で見出すためにこの数値をあげた。
 参考にしていただきたい。


 早速データをみてみよう。
 順位のよさと和了関係の指標との相関係数その他の値は次のとおりである。

FC21609031.jpg


 さて、重要と思われる数値を色々みていこう。

 特上卓においては「立直を増やすよりも、先制立直を増やすことが大事だ」と述べた。
 ところが、鳳凰卓では、立直率自体が順位のよさと高い相関を示している(相関係数0.74)。
「立直の質(先制・良形待ち)はある程度確保されているので、一定以上強くなったらあとは立直それ自体を増やせ」ということなのかもしれない。
 
 次に、「特上卓では鳴きが大事」ということを述べた。
 しかし、鳳凰卓においては、フーロ率・ダマ率(非立直・非フーロ率)と順位のよさの相関はそれほどない。
 少なくても、「鳴きを増やせ」、「鳴きを減らせ」みたいなことはいえなさそうである。

 また、「終局時聴牌率・(終局時・聴牌時)良形割合の相関係数から特上卓では聴牌にもっていく技術・無理なく良形聴牌を目指すことが大事」と述べた。
 鳳凰卓における同じデータを見ると、共に高い相関を示している(もっとも変動幅は特上卓ほど高くない)。
 そう考えると、「鳳凰卓に行っても牌理の技術はなお重要」と言えるかもしれない。

 さらに、鳳凰卓における和了率と順位のよさの相関関係は特上卓と同様高かった。
「鳳凰卓でも和了を増やすことは大事である」であることが分かる。
「天鳳はラス回避ルールだから云々(我々が定義するところの麻雀じゃない、和了は重要じゃない)」という妄言は少なくてもこのデータから反論できるのではないかと思う。

 また、特上卓において和了時ダマ割合と順位のよさとの間には負の相関があった。
 ところが、鳳凰卓において和了時ダマ割合と順位のよさとの間には正の相関がある(強いとまでは言えないが)。
 これが意味するところはよくわからない。
「天鳳のラス回避ルールに照らして、ダマで局流しする技術が重要になっている」ということなのか。

 さらに、特上卓においては打点と順位のよさとの間には強いとまでは言えないが、負の相関関係があった。
 ところが、鳳凰卓においては和了素点と順位のよさとの関係には正の相関関係がある(相関係数0.56)
 また、和了時3900点以上割合と順位のよさとの関係には強い正の相関関係がある(相関係数0.84)
 これもよくわからない。
「やたらに打点を増やせ」ということはないようだが(和了時満貫割合との相関はないに等しい)・・・。
 強者同士の対戦だから打点が逆に重要になるのか、ラス回避が重視されるからフーロ手の1000点、2000点の和了が敬遠されるのか・・・。

 なお、特上卓においては和了時染め手複合割合と順位のよさの相関係数は負の相関があった。
 他方、鳳凰卓においては逆に正の相関がある(強いとまでは言えないが、相関係数0.58)。
 この辺りのデータからも打点に関する意識は鳳凰卓と特上卓で変わるのかもしれない。


 以上、和了関係の相関係数についてかたっぱしから見てみた。
 面白いと思われる現象は、ダマの重視と打点関係に関する相関関係の逆転であろう。
 もちろん、強者(平均順位2.4)と全体(鳳凰卓全体)との数値の差をみれば、その差は多くはないので、打点関係に特化する必要もダマに特化する必要もないだろう。
 ただ、鳳凰卓で勝ち悩んでいる人間にとっては一つの参考になるかもしれない。

 
 和了関係の数値についてはこの辺で。
 次回は放銃関係の数値を取り上げる予定である。
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コメント

No title

特上では「駄目すぎるリーチ、豆すぎるダマ、無駄すぎる手役狙い」のような凄く下手なプレイの影響が大きく出ていて、それらが初めから排除されている空間では今回のように違った傾向がでるということはありえるのではないでしょうか(凄く下手なプレイを厳密に定義しないと、検証はできないでしょうが・・・)

No title

例を挙げると、特上では物凄く損をするほどにホンイツを狙いまくるとても下手な人の影響が大きくて、うまくホンイツを狙える人とホンイツが少なすぎる人の差が埋もれてしまう、というような感じです

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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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