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雑感

 今、私はある本の原稿を起案している。
 本のタイトルは『四麻押し引き大辞典(仮)』。

 この企画によって作られる予定の本である。

 福地誠ブログ 【麻雀】画期的な本が!
 http://fukuchi.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e3c1.html

 約2週間前の出版会議で第1稿を全面的に書き直しすることになり、約1週間ほどやる気を失っていたが、直近1週間で第1編の3割を書き終えた。


 この本はどんな本か。
 この本は様々な状況(相手は立直・相手は染め手・相手はフーロ模様・相手はドラポン)において自分は押すべきか引くべきか、といったことをまとめた本である。
 しかも、局収支による判断だけではなく、半荘収支・段位ポイント期待値によって押し引きを決めている。
 さらに、自分の持ち点の多い状況、少ない状況にあわせた判断もしている
 (とはいえ、パラメータが多すぎるのである程度ざっくりしているが)。
 ネマタ本の押し引きバージョンと思えばいいかもしれない
 (しかも、雀荘戦・段位戦それぞれに対応した)


 文章では分かりやすくするためにざっくりした基準で話を進めているが、データ自体は

 自分の待ちは何か(良形・愚形という区分だけではなく三面張、字牌シャボ、2枚切れ愚形待ちなど)
 巡目はどの辺か(序巡か中巡か終巡か)
 押し引きの場合、自分の初手に切る牌は何か(現物か筋牌か無筋か真ん中の牌か)
 自分の打点は何点か(1ハンか2ハンか3ハンか4繁華)
 自分は親か、あるいは、相手は親か

と様々な状況毎のデータを示している。
 しかも、段位戦と雀荘戦毎のデータに出しているので、表自体が膨大になっている。
 戦術論が書かれている第1編だけで表は200以上ある。
 第2編のデータ編に掲載する表・グラフも加えればさらに増えるだろう。
 書籍で出すのは無理だと思う
 (その場合、かなりデータを減らして出版することになるため、状況の多様性というこの本のメリットは激減する)。


 表から基準を作り出し、それを原稿にしてみると色々なことが分かる。

 自分の持ち点が多い状況でもリャンメン聴牌ならけっこういけること
 (逆に愚形聴牌であればあまりいけないこと)
 自分の持ち点が悪い状況においても低打点の愚形聴牌で突っ込むのは危険であること

 また、「自分の持ち点が多い状況では全オリだが、自分の持ち点が少ない状況なら全押し」とかいった興味深いケースもあった。
 なかなか面白い結果が出ている。

 しかし、この本のデータは全部「とりあえず麻雀研究始めてみました」のnisiさんが約1年近くフルに動いて出してくれたデータである。
 しかも、このシミュレータを作るに当たってnisiさんは何年もかけて凸理論局収支シミュレータを改良している。
「お前は他人を1年間こきつかって出したデータにただ乗り(フリーライド)しているだけではないか」と言われれば、何の抗弁もできない。
 まあ、そういう批判を受けずに済むように、本に掲載するデータの選別、文章その他は全部私がやる予定であるが。


 この1週間で書き上げた第1編の第1稿は第1章(先制立直判断)と第2章(対立直の押し引き)である。
 残りは、第3章(対染め手の押し引き)、第4章(フーロに対する押し引き)、第5章(ドラポンに関する押し引き)、第6章(フーロ聴牌と一向聴の分岐点)
 頑張ってあと2週間で書き終えたい。


(追記)
 なお、『天鳳秋刀魚データ大全(仮)』は第1稿を書き終え、「天鳳以外のルールにおける押し引きの章」の原稿を書いて2ヶ月くらい経過し、
  また、秋刀魚天鳳位アバンテスさんの意見を聴取し終わってからも2ヶ月くらいたつが、
  福地先生がこの本に関してなんらかの原稿を書いた・修正したといったことは聴いていない
 このようだと、福地先生とコンビを組んだ場合、『天鳳秋刀魚データ大全(仮)』が出来上がるのは10年後ではないか、という気がする。
 つか、最近では、福地先生が仕事をするのを気にしていると私の健康状態を著しく損ねるので、私は「この本が出ることはない、出るとしても10年後である」と思うことにしている。

 本にならない場合、私の書いた原稿をそのまま闇に葬るのはいささかいただけない。
 そこで、もう少し待っても福地さんに動きがなければ、第1稿が欲しい方にタダで配ろうと思う。
 そうなったら、改めてブログで告知する。
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 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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