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先制フリテンリーチの和了率

 今回の牌譜解析結果をやろうと思ったきっかけはnisiさんの牌譜解析結果である。

 とりあえず麻雀研究始めてみました「先制フリテンリーチの実測値とシミュレーション値の比較」
 http://epsilon69399.blog20.fc2.com/blog-entry-697.html

 これを見た私の感想は「思ったよりサンプル数が多いなあ」であった。
 それならちゃんとしたデータが出るかもしれない、と。
 そこで、私もフリテンリーチの和了率を求めてみることにした。

 なお、待ちの定義は次のとおりである。

 純サンメンチャン、当たり牌の種類が3種類で、自分の手牌にある当たり牌が4枚以下
 (1112399、2233344みたいなサンメンチャンは除外する)
 良形、リャンメン、ノベタン、変則2面などの所謂十分2種形
 1種待ち・無筋28待ち、無筋28待ちのカンチャン・ペンチャン・単騎待ち
 1種待ち・無筋456待ち、無筋456待ちのカンチャン・ペンチャン・単騎待ち

 早速データを見てみよう。
 フリテンリーチの和了率の牌譜解析結果は次のとおりである。

 FC21608161.jpg


 フリテンリーチの1巡目~3巡目はサンプル数が100未満だったので除外した。
 以下、7巡目~12巡目に限ってみてみる(この部分のサンプル数は1000以上ある)。

 まず、フリテン純サンメンチャンは良形待ちよりも和了率が低い。
 とすれば、フリテン純サンメンチャンよりも良形待ちを選ぶべきのようである。

 次に、フリテン純サンメンチャンと無筋28愚形待ちの和了率は同程度であった。
 とすれば、フリテン純サンメンチャンでリーチをかけた方が良いように思われる
 (後述のようにフリテンでリーチをすればツモ和了に限定される結果打点は上昇するため)。
 ただ、オーラス和了トップ等で、かつ、ダマが役ありの場合は、愚形待ちダマでリーチしないのもありではないかと思われる。

 最後に、フリテン良形待ちリーチと無筋456愚形待ちリーチの和了率は同程度となった。
 リーチした場合の和了率が同程度であれば、良形待ちでフリテンリーチして打点を高めたほうがいいのではないかと思われる。
 また、和了トップでダマが役ありであれば、ダマ愚形待ちという選択もありうる。


 以上、戦術的なことに関してはこのようなことがいえそうである。


 ところで、8巡目でリーチした際の、当たり牌の見えない枚数は次のとおりであった。

 純サンメンチャン・フリテン 8.04枚
 良形・フリテン 5.71枚
 純サンメンチャン・非フリテン 8.74枚
 良形・非フリテン 6.58枚
 無筋456・1種待ち 3.64枚
 無筋28・1種待ち 3.41枚

 フリテンリーチの方が当たり牌の見えない枚数が低く出ている。
 フリテンの場合、自分が1枚以上当たり牌を切っているため、当たり牌の見えない枚数が減っているようである。

 また、フリテンリーチの和了率は8巡目で35~45%であった。
 となると、見えない当たり牌の枚数によって和了率がある程度動くかもしれない。
 1枚程度の違いでは大きな差が出ないかもしれないが、2枚程度差がでれば結構その差は大きくなるかもしれない。
 このデータを活用するにあたってはこのような注意が必要であると思われる。


 なお、フリテンリーチの和了素点(打点)を調べてみた。
 結果は次の表のとおりである。

FC21608162.jpg 


 和了時ツモ割合が100%になる関係で、多少和了素点が上昇している。
 是非、先制フリテン聴牌のリーチ判断に活用していただきたい。
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 ご理解いただければ幸いです。


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