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チートイにおける立直考 1

 この研究は北HAZさんの研究の発展研究である。

 チートイドラドラはリーチ?
 http://doraaka.exblog.jp/16358328/

 北HAZさんのチートイドラドラ(非ドラ待ち)に関する牌譜解析結果によると
  リーチした方が和了率が高くなり、局収支も高くなるらしい。
 (このデータをどう解釈するかは別として、牌譜解析結果がそうなっているということは事実である)
 だが、これは総ての待ちに関して言えるわけではないだろう、とは思う。

 そこで、待ち毎にデータを取ったらどうなるかを見てみた。
 今日は和了率、明日は局収支についてみてみる。


 まずは、待ちを問わない場合のリーチとダマの和了率から。

 なお、サンプルの集計条件は

 1 手牌を切った時点でチートイ聴牌であり(メンツ手聴牌ではないこと)
 2 リーチを抜きで(一発・ツモ・ハイテイ・裏ドラ抜きで)チートイ4ハン手であること
 3 リーチについてはリーチした瞬間のデータのみを取るが、
   ダマについてはリーチを宣言せずに牌を切る毎にチートイ聴牌判定(と役の判定)を行い、
   ヒットしたもの全部をカウントする
 4 待ちについては全部の他
   字牌待ち・筋19待ち・筋非19牌待ち(両筋456・筋2837)
   無筋19待ち・無筋非19牌待ち(無筋2837456・片筋456)の5種類に分ける
 である(詳細が知りたい方はコメント欄で質問されたい)。

FC21608121.jpg 


「待ちを問わない」という条件で牌譜解析をすると、リーチの和了率がダマの和了率をわずかに超えている
 これは北HAZさんのところの結果と一致する
 (もっとも、北HAZさんのデータと比較すると和了率の差が小さくなっているが)。
 どうやら私の牌譜解析は北HAZさんのデータを再現しているようである。


 以下、待ち毎の和了率をみてみようと思う。
 字牌待ち・筋19待ちにおけるリーチ・ダマの和了率は次のとおりである。

FC21608122.jpg 


FC21608123.jpg


 字牌待ち、筋19待ちにおいてはリーチした方が和了率が多くなっている(特に筋19待ち)。
 鳳凰卓の場合、リーチに対しては適切にベタオリするので、リーチした方が字牌・筋19牌は出やすいということなのだろう。
 この場合、さっさとリーチしてしまった方がよいのではないかと思われる。

 次に、19ではない筋牌(筋2837両筋456)待ちと無筋19待ちにおけるリーチとダマの和了率は次のグラフのとおりである。

FC21608124.jpg 


FC21608125.jpg


 筋2837456・両筋456待ちの場合、無筋19待ちの場合
  リーチとダマの和了率はほぼ同じである。
 和了率が大差ないのであれば、リーチして打点を増やしたほうがいいかもしれない。

 最後に、無筋2837456・片筋456待ちにおけるリーチとダマの和了率は次のとおりである。

FC21608126.jpg 


 待ちが無筋2837456・片筋456の場合、和了率はダマの方が高くなっている
 となると、無筋28待ち辺りからは「手変わりを待ってリーチをする」という戦略が有効になるようである。


 以上、和了率について色々みてみた。
 次回は、子の局収支を比較することで「チートイドラドラはリーチか?」という点を詰めていきたい。
 なお、今回はドラ待ちのデータ等もとってあるため、関連する戦術論の当否についても検討していきたい。
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