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雑感

 従前の私が行っていた手牌に関する牌譜解析は、
  配牌を対象とした牌譜解析(配牌牌譜解析)、
  手牌の最終形(終局時の手牌)のみを対象とした牌譜解析である
 (後者の牌譜解析のことを「巡目依存型最終形牌譜解析」と呼んでいる)。

 例えば、フーロ聴牌・ダマ聴牌に関する牌譜解析結果があるとする。
 これは「手牌の最終形がフーロ聴牌・ダマ聴牌のもの」を引っ張ってきて牌譜解析した結果である。
 つまり、最終形以外の聴牌は牌譜解析の対象にはなっていない
 具体的には、途中で聴牌になったが手換わりしたケース、
  途中で聴牌したが、後に危険牌を引いてベタオリしたケース、
  これらのケースは牌譜解析の対象からは外されている。

 フーロ聴牌やダマ聴牌についてこんな中途半端な牌譜解析をしている理由は、
  当時(2014年9月頃)、フーロ聴牌に関する牌譜解析結果が存在しなかったこと
 (中途半端でもそれなりの価値が見込めたこと)、
  リーチの牌譜解析プログラムを応用して作っていたこと、
  聴牌形の牌譜解析であれば降りるケースはさほど多くはない
 (データ漏れはあるだろうが、それはそれほど多くはならない)と思っていたこと、
  逐一調べると、解析時間が跳ね上がること
  などが挙げられる。

 だが、「それではダメであろう」ということで、
  各巡目の手牌を逐一調べる牌譜解析プログラムを作った
 (このタイプの牌譜解析を私は「巡目依存型手牌個別形牌譜解析」と呼んでいる)。
 具体的には、ベタオリに関する牌譜解析をしたかったのだが、
  そのためには各巡目毎の手牌を調べ、現物所持数、向聴数に応じたデータを採る必要がある。
 そこで、各巡目の手牌を逐一調べることのできる牌譜解析プログラムを作った。

 現在は、各巡目の手牌を作ること、及び、その手牌の向聴数を調べることができるようになっている
 (当たり牌の特定や待ちの特定はできていない)。
 しかし、解析時間は従前の約10倍以上になった。
「巡目依存型最終形牌譜解析」ならば5時間もあれば終わる牌譜解析が、
  数十時間、ひどいのになると100時間以上かかるようになった。
 (ただ、これについては私が牌譜解析用に作った牌譜データベースにおいては
  最終形の聴牌判定・待ち牌判定のデータが既にデータ化されているが、
  その牌譜データベースを作る際には約200時間かかっている、という事情もある)。

 全部の巡目毎の手牌の向聴チェックをするとする。
 現在の牌譜の数は実数1000万局、延べ4000万局になる。
 局が終わる平均はおよそ13巡目だから、配牌も入れると、延べ局数の約14倍、
  1回の牌譜解析で約6億回の向聴チェックをしなければならなくなる
 (もちろん、手牌が変わらなかった場合は向聴チェックをしない、
  最初から解析条件に含まれない場合は向聴チェックをはじく、
  などして向聴チェック数を減らすような工夫はしているが)。
 さらに、当たり牌を調べるためには
 「聴牌形毎に牌を1個ずつ加えて逐次向聴チェックをすること」が必要になり、
  最大34回向聴チェックをしなければならない。
 もちろん、6億の手牌全部が聴牌ではないし、
  明らかに当たり牌でないものは除くことができるので、
  行われる向聴チェックの回数が200億回になるということはないが、それでもかなり増える。
 既に解析時間が約100時間になっているというのに、である。

 このままだと、聴牌の種類の特定や当たり牌の特定が必要な牌譜解析を行うと
  400~500時間かかるとかいったことがおきかねない。
 どうしたものか。
 時間が一番かかっているのは向聴チェックプログラムの部分である。
 だから、向聴チェックプログラムを改良するのが合理的である。
 もっとも、具体的にどうするか全く見えないのだが。

 さらに元をたどれば、私は誰かに習ってプログラミングの能力を習得したわけではない。
 完全に独学である。
 そのため、普通の人なら当然持っているはずの技能を有していないと思われる。
 そこで、それらを勉強しなおすことから始めるか。

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 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
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 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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