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オーラスに関する牌譜解析結果 5

 オーラスに関連する牌譜解析結果もとりあえず今日が最終回である。
 今回は、オーラス開始時の3位と4位の点差と3位と4位それぞれのラス率について公開する。
 今回のデータも『統計で勝つ麻雀』で公開されていたデータである。
 もっとも、向こうは東南戦のデータしか公開していないが、こちらは東風戦のデータも公開する。
 また、特上卓のデータも公開する(ほとんど役に立たないが)。
 

 早速データを見てみよう。
 鳳凰卓の東風戦におけるデータは次の通りである。

FC21607101.jpg


 まず、安全圏(3位のラス率20%未満)、まくり圏(4位のラス率80%未満)に入るためにはどの程度の点数が必要か見てみよう。
 グラフによると、ラス率のラス率が約80%程度になるのは約6000点である。
 また、3位のラス率が20%未満になるのは約4000点である。
 すると、ラスが希望を持ちたければ約6000点差に迫っておくこと、3位が安心したければ4000点差以上作っておくことが肝要のようである。

 次に、点差が4000点以上になっていれば、誰がラス親かという事情は影響がない
 トップ争いにおいては、自分がラス親か否かによってトップ率の数値が変わったが、ラス争いにおいてはそういう影響は低いらしい
 (もちろん、4位がラス親の場合の3位のラス率は全体と比べて多少低い)。
 理由は分からないが、これも見るべき価値があるだろう。

 最後に、点数差が僅少の場合でラス親が3位の場合、3位の方がラスに転落しやすいということが挙げられる。
 点数差が0点(0~200点)、500点(300~700点)においては、3位のラス率の方が4位のラス率よりも多い。
 これは、トップ・2位者のツモ和了によって順位が逆転してしまうからであると思われる。
 このことから、ラス親がラス争いをしているとき、オーラス開始時に微差で3位という状況は価値がない(ラス親の場合ではないときと比較して)と言えそうである。


 東風戦のデータは見てみた。
 続いて、鳳凰卓の東南戦のデータを見てみよう。

FC21607102.jpg


 全体的な傾向としては、東風戦の場合とあまり差がない。
 ラスが希望を持ちたければ約6000点差に迫っておくこと、3位が安心したければ4000点差以上作っておくこと
  点差が4000点以上になっていれば、誰がラス親かという事情は影響がないこと、
  点数差が僅少の場合でラス親が3位の場合、3位の方がラスに転落しやすいこと、皆同じである。
 

 続いて、特上卓のデータを見てみよう。

FC21607103.jpg


FC21607104.jpg


 全体としてぐちゃぐちゃである。
 個別のデータについて何かいうのは困難であろう。
 よって、ここからは何も言わない。


 最後に、全体のデータを卓(鳳凰卓東風戦、鳳凰卓東南戦、特上卓東風戦、特上卓東南戦)毎に見てみる。

FC21607105.jpg


 まず、鳳凰卓の東風戦と東南戦とでデータがさほど変わらない、ということが言える。 
 トップ争いと比較すると、ラス争いについて、3位と4位のラス率は東風戦と東南戦であまり変わらないようだ。
 これは、和了率が約21%なのに対して、放銃率が約12%という事情が関連しているかもしれない。
 まあ、この辺は不明である。

 また、特上卓のデータはジグザグしているが、それでも鳳凰卓のデータに沿ってジグザグしている。
 そのことを見ると、ラスに関しては特上卓と鳳凰卓であまり数値が変わらないのではないか、と思う。


 これにて、オーラスに関する牌譜解析結果については終わり。
 次回以降は、東1局の結果と平均順位等の関係について公開していく予定である。
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