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オーラスに関する牌譜解析結果 4

『統計で勝つ麻雀』において「オーラス開始時におけるトップと2位の点差とトップと2位のトップ率」のデータを公開した。
 今回はそれに関連するデータを公開する。

 なお、本で公開したデータは東南戦のみのデータであったが、東風戦のデータも公開する。
 また、ラス親が3位以下か2位以下かトップかでデータがずれるかもしれないので、場合分けのデータも公開する。
 さらに、役に立たない(理由は後述する)が特上卓のデータも公開する。
 戦術的にはあまり役に立たないと思うが、「こんなもんか」という形で見ていただけると幸いである。


 早速データを見てみよう。
 鳳凰卓・東風戦のオーラス開始時におけるトップと2位の点差とトップと2位のトップ率は次の通りである。

FC21607091.jpg


 今回のグラフでは、500点毎にデータを集めて、トップ率を求めてプロットしている。
 例えば、1000点のところにプロットされているデータは800~1200点のデータを集めてプロットしている。
 10000点のところにプロットされているデータは9800点~10200点のデータを集めてプロットしている。


 席毎のデータを比較してみると、自分がトップの場合、自分がラス親か否かでトップ率がずれるようである。
 また、自分が2位の場合、自分がラス親か否かでトップ率が変わるようである。
 他方、自分が非ラス親であれば、相手がラス親か否かという点はあまり差がない。

 さて、このデータからトップ者が2位と何点差をつけておけば安全(トップ率80%以上)かを見てみよう。
 まず、自分がラス親の場合6500点以上つけておけば安全のようである。
 1000-2000でもまくれないようにすることが重要なようである。
 他方、自分が非ラス親の場合、8500点は差をつけておく必要があるようである。
 満貫和了で差されないようにすることが大事なようである。

 逆に、2位はトップと何点以下の差に迫っておけばトップに希望が持てるのか(トップ率20%以上)を見てみよう。
 まず、自分がラス親の場合6500点以内つけておけば希望が持てるようであるのようである。
 他方、自分が非ラス親の場合、4000点は差をつけておく必要があるようである。
 だいたいこの辺りがボーダーラインになるようである。


 以上、鳳凰卓東風戦についてのデータを見てみた。
 次に、鳳凰卓東南戦についてのデータを見てみよう。

FC21607092.jpg


 席毎のデータを比較してみると、自分がトップの場合、自分がラス親か否かでトップ率がずれるようである。
 また、自分が2位の場合、自分がラス親か否かでトップ率が変わるようである。
 他方、自分が非ラス親であれば、相手がラス親か否かという点はあまり差がなさそうである。

 さて、このデータからトップ者が2位と何点差をつけておけば安全(トップ率80%以上)かを見てみよう。
 まず、自分がラス親の場合6000点以上つけておけば安全のようである。
 他方、自分が非ラス親の場合、8000点は差をつけておく必要があるようである。

 逆に、2位はトップと何点以下の差に迫っておけばトップに希望が持てるのか(トップ率20%以上)を見てみよう。
 まず、自分がラス親の場合7500点以内つけておけば希望が持てるようであるのようである。
 他方、自分が非ラス親の場合、4000点は差をつけておく必要があるようである。
 だいたいこの辺りがボーダーラインになるようである。


 以上を見てみると、東風戦だろうが東南戦だろうが、
 トップ安全圏(トップ率80%以上)に入るためには、自分がラス親であれば2位と6500点以上、自分が非ラス親であれば2位と8500点以上の差をつけることが大事である。
 また、トップまくり圏(トップ率20%以上)に入るためには、自分がラス親であればトップと6000点以内、自分が非ラス親であればトップと4000点以内につけておくことが大事なようである。


 次に、特上卓のデータを見てみよう。

FC21607093.jpg


FC21607094.jpg


 500点おきにプロットしているせいか、データがかなり乱雑になっている。
 10000試合(特上卓・東風戦)とか6500試合程度(特上卓・東南戦)ではあまりいいデータが見れないようである。
 ここから何か言うのは困難であろう。
 一気に天鳳位が10名くらい誕生すれば、たくさんの特上卓牌譜が手に入り、精密なデータが取れるのだが・・・。


 最後に、卓毎の比較をしておこう。
 鳳凰卓東風戦、鳳凰卓東南戦、特上卓東風戦、特上卓東南戦のデータは次の通りである。

FC21607095.jpg


 鳳凰卓の東風戦と鳳凰卓の東南戦を比較すると、8000点未満のトップのトップ率の数値が多少変わっているようである。
 これは、東南戦の場合、1位と2位の点差が少ない場合、3位との差が離れていることが多い(東風戦よりも)のに対して、
  東風戦の場合、1位と2位の点差が少ない場合、3位とトップも点差が離れていないことが多く
  3位によるまくりの可能性が高くなるから(東南戦と比較して)ではないか、と思われる。
 逆に言えば、3位の影響を排除したデータを見たいのであれば、東南戦のデータを見た方がよいのではないか、と思われる。


 今回はこんなところで。
 次回、ラス率関係のデータを公開し、「オーラスに関する牌譜解析結果」を終える。
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 もちろん、牌譜分析をした結果をそのまま表示する場合、重複する場合、後で細かく書く場合、他に書かれていて書く必要がない場合、情報の速報性を重視する必要のある場合は別ですが、それはあくまで例外です。

 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
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 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

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 は、コメントにて、私にご一報ください。
「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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