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オーラスに関する牌譜解析結果 1

 今回からオーラスにおける様々な牌譜解析結果を見ていこうと思う。
 戦術論として役に立つものではないが、「ふーん」という感じで見てもらえれば幸いである。
 なお、鳳凰卓のデータと特上卓のデータの両方を示しているので、卓毎の数値の違いが分かると思う。

 先に元となるデータについて簡単に説明しておく。
「鳳凰卓」のデータとは天鳳・鳳凰卓のクイタン赤アリの東風戦及び東南戦(期間は2009年2月20日~2015年12月31日)である。
 試合数は東風戦が約40万4000試合、東南戦が約72万2000試合(実数)である。
 また、特上卓のデータとは天鳳で公開されている四麻天鳳位9名の天鳳位になるまでの牌譜で、かつ、特上卓で打った試合である。
 試合数は東風戦が約1万0100試合、東南戦が約6500試合(実数)である。
 9名のデータしかない分データの量はかなり少なく、その結果として誤差(信頼区間)が大きく(広く)なっている。
 データを見る際にはその点に注意が必要である。


 オーラス開始時、トップと2位が微差、具体的にはトップと2位の点差が1000点未満の場合のトップのトップ維持率、2位のトップ奪取率を調べた。
 また、トップと2位がラス親かそうでないかによって差が出ることを考慮し、全体のデータの他、ラス親が何位か(1位か2位か3位以下か)によって場合わけをした。
 そのデータを見てみよう。

FC21607062.jpg


 全体で見た場合、鳳凰卓における東風戦のオーラストップのトップ維持率は約39%、2位のトップ逆転率は約35%となった。
 また、特上卓における東風戦のオーラストップのトップ維持率は約40%、2位のトップ逆転率は約34%となった。
 よって、東風戦の場合、特上卓か鳳凰卓かで数値はあまり差がない。
 さらに、鳳凰卓における東南戦のオーラストップのトップ維持率は約45%、2位のトップ逆転率は約38%となった。
 また、特上卓における東風戦のオーラストップのトップ維持率は約45%、2位のトップ逆転率は約36%となった。
 よって、東南戦の場合も特上卓か鳳凰卓かで数値にあまり差がないようである
 (もっとも、特上卓のデータの信頼区間はプラスマイナス4~5%くらいあるため、厳密に言えばなんとも言えないところではあるが)。


 なお、1位2位いずれもラス親ではない場合、1位がラス親の場合、2位がラス親の場合のデータは表の通りである。
 鳳凰卓のデータはサンプルが多く、信頼区間も狭い(プラスマイナス1%程度)ので、鳳凰卓のデータはあてにしていいと思う。
 他方、特上卓のデータはサンプル数が少なく、なんとも言えないところではある。
(特上卓・東南戦のラス親が2位、1位である場合の信頼区間はプラスマイナス10%あるので、特上卓のデータをそのまま使うのはお勧めしない)


 以上、オーラスにおける接戦時のトップの行方を見てみた。
 雑学として何かの役に立てていただければ幸いである。
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 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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