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対門前不動・立直における待ち別の和了率

 今回は他人からデータを求められたので、それについて。


「他家から明示的な攻撃がない状況で自分が立直した場合、どの程度和了できるか」を知っておくことはそれなりに意義があると思われる。
 もちろん、先制立直判断等においては局収支や段位ポイント期待値に基づく判断等があるが
 (そのような判断の場合、大半が「立直すべき」になるが)、
  オーラスやオーラス前など個別状況判断をしなければならないときはその局収支判断等はさほど役に立たない。
 こういうときに、「どんな立直ならばどの程度和了できる」と知っておくことは有用である。

 ところで、私は立直のデータを出すときは、自分が最初の立直者か否かでデータを分けている。
 最初に立直する場合が先制立直、そうでない場合が被先制立直(追いかけ立直)といった具合である。
 先制立直の場合、他家が立直していないことは明らかではあるが、フーロしているか否かについては未定である。

 今回調べるデータは「出来る限り他家の明示的な攻撃ない場合」にしたかった
 そこで、他家は3人とも立直もフーロもしていない状況に指定した。
 以下、他家3家が立直もフーロもしていない状況を「他家門前不動」と定義する
 (いずれ、先制という条件と他家門前不動という条件でどの程度データが変わるかについても見たいと思う)。

 
 他家門前不動に対する立直の待ちの種類別、巡目毎の和了率は次の表の通りである。
 なお、表は2つあるが、待ちの並びはどちらも同じである。

FC21607034.jpg


FC21607035.jpg


 画像自体が大きく、見づらいと思うので、各自画像をダウンロードして数値を見て欲しい。

 なお、ラベルについて少し補足する。
 まず、○枚見えとあるのは、河、及び、自分の手牌あわせて何枚見えるかを示している(これはどの待ちも共通である)。
 例えば、「三面待ち・4、5枚見え」というデータは、三面待ちで、かつ、自分から見て当たり牌が4枚、又は、5枚見える場合を指す。
 単騎待ちの場合、自分の牌が必ずあるため、ションパイが1枚見え、場に1枚見えている状況では2枚見えと表示されている。

 次に、通常のリャンメン、ノベタン待ちについては、「良形待ち・無筋○○・○筋456待ち立直」と書いてある。
 例えば、「良形待ち・無筋19・無筋456待ちリーチ」は良形待ちの14待ちであり、かつ4が無筋になっているケースである。
 さらに、自分から見える枚数は0枚か1枚の場合と2枚か3枚の場合の2ケースに分けている。
 456が片筋か無筋か、端の当たり牌が19か28か37か、自分から見える当たり牌の枚数が0枚又は1枚か、若しくは、2枚又3枚か、
  というように、良形待ち立直については全部で12パターンに分けて書いてある。

 カンチャン・ペンチャンについては、「1種~立直」と書いてある。
 例えば、「1種筋28待ち立直0枚見え」とあるのは、0枚見えの筋28待ちの数牌愚形待ち立直のデータである。
 こちらも、自分から見える枚数が0枚か1枚か、待ちが筋28か筋37か無筋28か無筋37か片筋456か無筋456かで分けてあり、全部で12パターンある。

 単騎待ち立直については、「単騎待ち」と明示してある。
 もっとも、字牌、筋19、無筋19のみのデータになっている(筋19、無筋19の地獄待ちについてはデータ数が少ないためデータから外した)
 
 最後にシャンポン待ちについて。
 シャンポン待ちについては、よりでやすい牌に注目して6種類に分けた。
 一方に字牌を含むもの、一方に筋19を含むもの(他方に字牌は含まない)、
  一方に筋牌(筋2837、両筋456)を含むもの(他方は筋19と字牌は含まない)、
  一方に無筋19を含むもの(他方に筋牌と字牌は含まない)、
  一方に無筋2837・片筋456を含むもの(他方に19、字牌、筋牌は含まない)、
  両方とも無筋456のもの、というわけ方をしている。

 なお、順番は6巡目の和了率から10巡目までの和了率の平均値を求め、高い順に並べた
 また、「全体」とあるのは全部のデータの和了率である。
 さらに、「サンプル」とあるのは、その待ちのケース数である。
 例えば、「四面以上待ち」の全巡目のデータ数は9950、全データを基礎にした場合の和了率は74.6%である。


 別に、この表の順番を覚える必要はないし、細かい数値を覚える必要もない。
 この辺の立直は何割くらい和了できる、ということを確認しておけば十分だと思う

 あと、だいたいこのグループはこの程度和了できるという風に覚えておくのも悪くない
 例えば、筋19が絡む立直は通常の良形待ちと同程度和了できる、とか、字牌も筋19には劣るが良形待ち立直と同程度和了できるとか。


 以上、個別判断の基礎となるデータを出した。
 各自参考にしていただければ幸いである。
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「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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