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リーチにおける待ちの分布

 とあるブログを見ていたところ、2巡目のリーチについてダブルリーチの愚形率を参照しながら議論をしていたところがあった。
 
 この点、ダブルリーチの愚形率しかデータがなく、他の巡目の待ちの分布が分からないのであればそれも仕方がない。
 常に、その局面にぴったり対応するデータがあるとは限らず(厳密に考えれば考えるほどその局面にぴったり対応するデータはなくなるだろう)、その場合は類似のデータで代用せざるを得ないからだ。

 しかし、今回の場合、巡目別のリーチの待ちの割合くらいなら既にデータがある。
 そこで、先に、そのデータを公開しておこうと思う。


 先制リーチ、追いかけリーチにおけるリーチ巡目毎の待ちの分布は次の通りである。

FC21606161.jpg


FC21606162.jpg


 待ちの定義をここで示しておく。

 多面待ち、待ちの牌の種類が3種類以上ある待ち、字牌を含む
 良形待ち、リャンメン待ち、ノベタン待ち、変則2面待ち(シャボ待ち以外の2種待ち)
 数牌愚形待ち、字牌待ちではない、シャンポン、カンチャン、ペンチャン、単騎待ち
 字牌愚形待ち、字牌を含むシャンポン待ち、字牌単騎待ち
 良形以上待ち、良形待ちと多面待ち
 愚形待ち(字牌待ちを含む)、数牌愚形待ちと字牌愚形待ち

 我々が日頃使う区分で考えるならば、「良形以上待ち」と「愚形待ち(字牌待ちを含む)」に注目すると良いだろう。
 グラフでいうならオレンジ色と緑色の曲線である。
 以下、この2点に注目する。


 データを見てみると、最序巡(1巡目~3巡目)におけるリーチの待ちの分布は巡目によって結構変わることが分かる。
 例えば、1巡目の先制リーチの良形以上割合は約32%である(愚形待ちは約68%である)が、
  2巡目の先制リーチの良形以上割合は約49%となる(愚形待ちは約51%)
 3巡目の先制リーチの良形以上割合は約53%となる(愚形待ちは約47%)。
 データがないからやむを得ずそうするならともかく、(データを確認せずに)「1巡目も2巡目も数値は同じであろう」と考えると大きな勘違いを生むであろう(5割と7割では結構な差である)。
 データを活用する際にはデータのあるうち当該局面に最も近いものを使うことが肝要である。


 もっとも、中巡以降(7巡目)であれば、待ちの分布は大きくは変わらない。
 とすれば、中巡以降に関しては全体のデータ(先制リーチは約61%、追いかけリーチは約67%)で代用しても誤差が少ないのではないかと思われる。


 今日の話はこんなところで。
 なお、「待ちの分析」として見た場合、今回のデータだけでは分析としては薄い。
 そこで、近いうちにもっと詳細な分析をしたいと考えている。
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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