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山読み牌譜解析2 字牌に関する山読み

 今回のデータは、私自身がどのように評価すればいいか分かっていない。
 ただ、データを眠らせておくにはもったいないため、ここでデータを公開する。
 このデータをどのように用いるかは読者に委ねるということで
 (それに、データの使い方はプレーヤーの方がうまく使えるだろうし)。


 自分から見て役牌が0~3枚見えるとする
(自分から見て、というのは、自分の手、ドラ表字牌、さらし牌、捨て牌全部あわせて見える枚数を指す)。
 そのとき、山にその役牌は何枚あるか。

 早速データを示してしまおう。
 巡目毎の自分の見える枚数と山にある枚数の関係は次のグラフの通りである。

FC21604091.jpg


 グラフをみてみよう。
 まず、自分から3枚見える役牌の場合、役牌は山に0.9枚眠っている。
 つまり、約90%の確率で最後の1枚は山にある、ということがいえる。

 次に、自分から2枚見える役牌の場合、山には1.7枚~1.8枚眠っている。
 もちろん、自分から2枚見える場合、その2枚はどこにあるかを区別してはいない。
 自分が2枚持っている場合、場に1枚見えて自分が1枚持っている場合もある。
 しかし、それでも85%~90%は山に眠っていると考えることができそうである。

 さらに、自分から1枚見える場合、
  山にある役牌の枚数は2.3枚(3巡目)~2.4枚(5巡目)~2.3枚(7巡目)~2.2枚(9巡目)~2.0枚(11巡目)~1.7枚(13巡目)となった。
 11巡目において山にある枚数が2.0枚ということは、1.0枚程度他家が持っている計算になる。
 役牌を1枚だけかかえるということは考えにくいことを考慮すると、
  11巡目にもなって1枚しか所在が分からない場合、他家がトイツ・アンコで持っている可能性がそれなりにあるのではないかと思われる。

 最後に、自分から0枚見える場合、
  山にある役牌の枚数は2.6枚(3巡目)~2.5枚(5巡目)~2.3枚(7巡目)~2.1枚(9巡目)~1.8枚(11巡目)~1.5枚(13巡目)となった。
 11巡目において山にある枚数が1.8枚ということは、2.2枚程度他家が持っている計算になる。
 こうなると、場に役牌が一切見えない場合、トイツ、または、アンコで役牌を持っている可能性が高いと言えそうである。
 

 面白いのは役牌の見える枚数が素直に山にある枚数に比例していないことである。
 5巡目では、自分から見える役牌の枚数が0枚と1枚で、山にある役牌の枚数はほぼ同じである。
 そして、7巡目以降は、自分から1枚も見えない場合よりも自分から1枚見えた方が山にある枚数も多い。
 また、13巡目においては、自分から見える役牌の枚数が1枚と2枚で、山にある枚数はほぼ同じである。
 このあたりが、枚数別字牌単騎待ちの和了率にも反映されているのではないかと思われる
 (枚数別の先制字牌単騎待ちの和了率のデータも近いうちに公開する)。


 以上、自分から見える役牌の枚数と山にある役牌の枚数の関係を巡目目毎に調べてみた。
 うまく活かしてもらえれば幸いである。


 なお、場に捨てられた枚数毎の山にある役牌の枚数のグラフは次の通りである。
 是非、前のグラフと併せて活用していただきたい。

FC21604092.jpg
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