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山読み牌譜解析1 序盤に切られた端牌の枚数と関連牌の山にある枚数

 1月から2月にかけて牌譜解析を行い、そのデータの一部を公開しているが、既に4月・・・。
 解析したがデータを公開していないものもたくさんある。

 例えば、
 山読み とか
 ションパイを切ったときのスルーされる確率・ロンカンポンされる確率 とか
 フーロした瞬間の聴牌率・ダマの聴牌率 とか
 ベタオリ牌譜解析 とか

 ちなみに、天鳳鳳凰卓四麻の牌譜解析プログラムのソースは約400個ある。
 すると、1日1ソースのデータを公開するとしても、1年以上かかる。
(ちなみに、牌の危険度の牌譜解析を何回にも分けて公開しているが、あれは1ソースでゲットしている)
 どうしたものかな・・・。


 まあ、悩んでいても仕方がない。
 公開できるものを選んで公開していくしかないように思う。

 今日は牌の危険度から離れて、山読みの話をしたい。

「山が読めないかなあ」と思うことはよくあるであろう。
 私は昔しょっちゅう思っていた。
 もっとも、最近は、「透視できるわけじゃないから、山読めないと思っても意味がない」と達観的になっているが。

 とはいえ、色々調べれば傾向のようなものは見られるのではないか。
 というわけで、5巡までに、河に切られた端牌の枚数と山の中にある関連牌の枚数について調べてみた。


 以下、簡単にするために、19牌のことを1p、28牌のことを2p、37牌のことを3p、46牌のことを4p、5牌のことを5p、64牌のことを6p、73牌のことを7p、82牌のことを8p、91牌のことを9pと呼ぶ。
 めんどくさいからである。

 5巡までに場に切られた1pの枚数と、そのとき1p~9pまでの山にある枚数の平均は次のグラフの通りである。

FC21604061.jpg

 場に1pが切られれば切られるほど、
  山にある2pの枚数は1.75(0枚見える場合)→1.88→2.02→2.15→2.27(4枚見える場合)枚となる。
 場に1pが切られれば切られるほど、
  山にある3pの枚数は1.75→1.88→2.03→2.18→2.32枚となる。
 場に1pが切られれば切られるほど、
  山にある4pの枚数は1.94→1.87→1.80→1.75→1.70枚となる
 
 2p、3pについて見ると、1pが0枚見える場合と3枚見える場合とで約0.4枚違う。

 山にある枚数が0.4枚違うというのはどの程度かというと、先制無筋456待ち・0枚見えカンチャンリーチと先制無筋456待ち・1枚見えカンチャンリーチくらい違う(山にある当たり牌の枚数は前者は約2枚、後者は約1.6枚)。
 序盤で1pが3枚見えた場合の先制3p待ち(1枚も見えず)カンチャンリーチと
  序盤で1pが1枚も見えなかった場合の先制3p待ち(1枚も見えず)カンチャンリーチは
  3pが0枚見えか1枚見えかくらいは違うことを意味する。
 先制愚形待ちリーチの場に1枚見えること影響を考慮すれば(このデータは近いうちに公開する)、無視できるとまでは言えない違いである。

 他方、4pについては、1pが見えれば見えるほど、山にはないという結果になった。
 これは興味深い結果である。
 要は1pが切られた場合、4pを持っている可能性がより高いことを意味する。
 1pが大量に切られた状況で、4pのカンチャン待ちとかになったら多少注意すべきかもしれない。
 もっとも、1pが0枚切られた場合と3枚切られた場合の山にある4pの枚数の差は0.2枚であるから、それほど気にしなくてもいい(リーチをためらわなければならないレベルではない)のかもしれないが。


 今回は場に1pが切られた場合であった。
 今度は、場に2pが切られた場合についてみてみよう。

FC21604062.jpg

 場に2pが切られれば切られるほど、
  山にある1pの枚数は1.87(0枚見える場合)→1.93→2.01→2.08→2.14(4枚見える場合)枚となる。
 場に2pが切られれば切られるほど、
  山にある3pの枚数は1.78→1.99→2.19→2.38→2.54枚となる。
 場に2pが切られれば切られるほど、
  山にある4pの枚数は1.82→1.94→2.04→2.12→2.16枚となる
 場に2pが切られれば切られるほど、
  山にある5pの枚数は1.90→1.85→1.81→1.79→1.77枚となる
 
 まず、3pについて見ると、1pが0枚見える場合と3枚見える場合とで約0.6枚違う。
 この差は大きい。
 その一方で、1p、4pについて見ると、1pが0枚見える場合と3枚見える場合とで約0.25~0.3枚くらいしか違わない。
 多少増えるというのはあっても、その程度は小さい。

 さらに、5pについては、2pが見えれば見えるほど、山にはないという結果になった。
 これは、2pが切られた場合、5pを持っている可能性がより高いことを意味する。
 ただし、減少幅が1pが見える場合の4pのケースよりも小さいことを考慮すると、その可能性は低いようである。


 最後に、3pの見える枚数と関連牌の平均枚数を見てみよう。

FC21604063.jpg

 データについて参照するのは省略するが、これらのデータから次のことが言えそうな気がする。


 序盤に切られた牌の1つ内側の牌は山により多く存在する。
 序盤に切られた牌の2つ内側と1個外側・2個外側の牌も山により多く存在する。ただ、その程度は1個内側よりは小さい。



 というわけで、今ある山読み牌譜解析の結果を紹介した。
 別に、アナログ判断に牌譜解析・麻雀研究は太刀打ちできないわけではない。
 是非活用していただきたい。


(追記)

 せっかく、場に切られた4pの枚数別のデータ、場に切られた5pの枚数別のデータもあるので、掲載。

FC21604064.jpg

FC21604065.jpg


 4と5については、内側外側問わず山の中により多くあるといえそうだな・・。
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Re: No title

>  山にある4pの枚数は1.82→1.94→1.04→2.12→2.16枚
>
> 1.04って多分2.04の間違いですよね?

 そうですね。
 誤植です。

 ありがとうございます。

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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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