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牌の危険度11 ~ドラとドラ表字牌の実質的危険度~

 前々回、ドラとドラ表字牌の危険度を示した。
 また、前回、ドラで刺さった場合、ドラでない牌で刺さった場合の放銃素点を示した。
 すると、局収支換算で牌の危険性を定量化することができる
 (以下、これを「危険指数」と言う。危険指数の定義は、「危険度×放銃素点/100」で求められる値である)。
 そこで、牌の種類ごとに牌の危険指数を求めてみようと思う。


 早速データをみてみよう。
 なお、参考のために、ドラ・ドラでない牌の観念的牌危険度、刺さったときの放銃素点のデータも再掲載する。

FC21604011.jpg

 ドラを切ることのリスクが定量化された、という感じである。
 危険指数を見ながら、類型的に安全と言われている牌(筋・字牌)がドラの場合、どの程度リスクがあるのかをみてみよう。

 まず、字牌3枚見えの場合から。
 確かに、字牌3枚見えの場合、ドラでないことからドラになることにより危険指数は約6倍になる。
 とはいえ、字牌3枚見えドラの指数自体は100未満であり、筋19と同程度である。
 すると、筋19を切る感覚で字牌3枚見えのドラは切れることを意味する。
 ぶっちゃけ刺されば痛いが刺さったとしても筋19で刺さるレベルと危険度はさほど変わらないようである。

 次に、字牌2枚見えの場合から。
 字牌2枚見えの場合、危険指数は約250~300であり、その値は筋28・筋37と同程度である。
 とすれば、筋28・筋37で押すような状況であれば、字牌2枚見えドラを押すことは無理のない選択ではないかと思われる。
 つまり、字牌2枚見えドラと筋2837は同程度のリスクである。

 さらに、ションパイについて。
 ションパイの場合の危険指数は約450~500である。
 すると、無筋2837と同程度である。
 そう考えると、ションパイの役牌ドラを切って押すのは、特段の事情が必要なようである。
 つまり、字牌1枚見えドラと無筋2837は同程度のリスクであると言える。

 続いて、筋19や両筋456についてみてみよう。
 両筋456ドラの危険指数は約350、筋19ドラの危険指数は約300である。
 これは、筋37非ドラの危険指数より高く、無筋19の危険指数より小さい。
 となると、両筋456・筋19のドラを押すリスクは筋37と無筋19の中間であると言えそうである。


 以上、色々なドラの危険指数をみてみた。
 なお、この表を使えば、牌の危険性を放銃率だけではなく、放銃素点をみて考慮することが可能になる。
 是非、ご自身にあわせてデータを活用していただきたい。
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