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牌の危険度5 ~5切り~

 今日は5(赤5)切り・5(赤5)切りリーチの牌の危険度について。
 とはいえ、今日の話はほしきゅーたちがやったことの再確認のみ。
 目新しい何かはあんまりないと思う。


 リーチ宣言前に5が切られた場合の牌の危険度、5切りリーチの牌の危険度を調べてみた。
 あと、ついでに1(9)と5が切られている場合の牌の危険度も調べてみた。

 早速データを見てみよう。
 9巡目における牌の危険度は次の通りであった。

fc216030301.jpg


 順にデータを見てみよう。

 まず、無筋456について見よう。
 事前に赤5が切られた場合と赤5切りリーチの無筋456の危険度が若干下がっている。
 赤5が切られた場合は赤5を中心とする47待ちや36待ちは少なくなる、その影響ではないかと思う。
 もっとも、(5)赤5が切られた場合、14待ち(69待ち)は逆に危険になる。
 その関係で、この程度の危険度になっているように思われる。

 次に、無筋37についてみてみよう。
 事前に5(赤5)が切られた場合の無筋37の危険度が筋並に安全になっている。
 事前に5が切られた場合は面子が完成して切られたり、完全な孤立牌として切られる可能性が高い。
 その効果として、無筋37の危険度が下がっているのではないかと思う。
 また、赤5切りリーチの場合も無筋37の危険度が下がっており、筋並みになっている
 これも赤5切りリーチの場合、孤立赤5が飛んでいく傾向が多いことの表れではないかと思う。

 さらに、無筋19についてみてみよう。
 事前に5(赤5)が切られた場合の無筋19の危険度がかなり危険になっている。
 これは、手が整っていて、235とある場合、5が切り飛ばされやすいことの表れではないかと思う。
 また、赤5切りリーチにおける無筋19の危険度も上昇している
 これは、赤578とある場合、赤5は最後まで引っ張られやすいことの現われではないか、と思われる。

 また、片筋456についてみよう。
 注目すべき点は、事前に1と5が切れている場合の片筋456の危険度が減少している。
 これは、5が切れていて、そして、14待ちの可能性がなくなったことから、その効果として片筋456の危険度が減少しているのではないかと思われる。

 さらに、筋37、筋28についてみてみよう。
 筋28の場合、5切りリーチの危険度が上昇している。
 これはモロヒリーチなので納得できると思う。
 また、事前に1と5が切られた場合の筋37・筋28の危険度が筋19並に減少している
 筋28については、「事前に1と5を切っているならば、122や13という形で持ってない」ことの現れなのかなあ、と思う
 (もし22とか13という形があるのであれば、1又は5を切らずに122とか135という形で持っているように思う)。
 また、筋37についても、「事前に1と5を切っているのであれば、133や12や24という形で持ってない」ことの現れなのかなあ、と思う。
 (もし33とか12とか24という形があるのであれば、1又は5を切らずに133や335とか112とか245という形で持っているように思う)。


 以上、5切りの危険度についてデータを公開した。
 是非、皆さんの感覚の補正に役に立てて欲しい。


 次回は、ワンチャンスか外側かアンコ筋か・・・。
 その辺から選びたい。
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コメント

放銃率

恐れ入ります。統計で勝つ麻雀買いました。いつも参考にさせて貰ってます。

気になったのですが、黒5(宣言牌含まない)が手出しorツモ切りにより放銃率って変化するんですかね。

また、2(8)と6(4)が切られているとき(宣言牌含まない)の片筋5って放銃率どのくらい下がるのでしょうか。

愚問ならごめんなさい。

No title

>気になったのですが、黒5(宣言牌含まない)が手出しorツモ切りにより放銃率って変化するんですかね。

 正直に申し上げると、分かりません。

 この点、5手出しのケースを調べるためにソースプログラムを組むこと自体は大変ではありません。
 ただ、現在の危険度牌譜解析って1解析に約50時間かかるのです
(もっとも、1400個の条件について巡目別・通っている筋の枚数別・リーチ者の暫定順位別のデータが得られるので、1種類の条件について50時間かかるわけではない)
 そして、私はまともなPCを一台しか持っていないので、牌譜解析を始めるとPCは基本的に使えなくなってしまいます。
 ですので、「それだけのために牌譜解析プログラムを回してくれ」と言われても及び腰になってしまう、というのが本音です。


>また、2(8)と6(4)が切られているとき(宣言牌含まない)の片筋5って放銃率どのくらい下がるのでしょうか。

 つまり、片筋5(46)だが、リーチ宣言牌によって片筋になったケースということですか?
 これもデータを出していないので、分からないです。
 今すぐ調べてくれと言われても及び腰になってしまうのは、前述の通りです。


 なお、今回調べた「牌の観念的危険度」は表面的なこと、一次元的な解析しか指定ないので、いずれ条件を詳細化した上で調べようとは思っています。
(とはいえ、全部で約1400種類の条件について調べてはいますが)

 その際に、調べるということでご容赦下さい。

No title

なるほど。そんなに時間かかるとは。

ありがとうございます。

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Meanin Gless

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 原則として、このブログの文章に「(数学・プログラムについて相応の知識・技術を持った人が)ここに書かれた文章の内容を再現し、文章の内容が正しいことを確認するために必要なこと」は総て記載していく予定です。
 もちろん、牌譜分析をした結果をそのまま表示する場合、重複する場合、後で細かく書く場合、他に書かれていて書く必要がない場合、情報の速報性を重視する必要のある場合は別ですが、それはあくまで例外です。

 このブログの文章の第一のターゲットは、後世の麻雀研究者になっております。
 次が、巷に流れる麻雀戦術が正しいのかを知りたい人、理由付きで麻雀戦術を知りたい人になります。
 申し訳ありませんが、麻雀戦術が使えるようになりたい、麻雀戦術を分かりやすく知りたいと思われる方は、このサイトの99%は役に立たないと思います。
 麻雀戦術について詳細に記したサイト、分かりやすく記したサイトは、たくさんありますので、そちらを読まれた方がよいかと思います。


2 分かりやすさへの配慮について

 なお、理想論としては、私は、このブログの文章の内容を分かりやすく説明するところまでもっていきたいとは思っております。
 しかし、それだけの余力は現在ありません。
 そのため、「この記事を理解すれば役に立ちそうだから、このブログの解説記事を作ってほしい」と思われた方は、コメント欄にてリクエストをしてください。
 リクエストされた時の私の状況にもよりますが、出来る限り対応したいと思います。


3 当サイトの目標

 当サイトは「科学する麻雀」の理論を発展させることを目的としております。
 もちろん、発展の中には、「細かい修正」も入りますが、できれば、天鳳の赤アリ麻雀の牌譜を分析し、必要であれば、抜本的な理論の改変も目標にしたいと思います。
 また、「科学する麻雀」には秋刀魚に関する記述が乏しいため、秋刀魚に関する分析もしたいと思っております。
 その辺の研究が一通り終わりましたら、数理的裏付けの取れたある程度分かりやすい麻雀戦術記事を書きたいと思っておりますが、、、それは1年以上あとの話になるでしょうね。

4 引用について

 基本的に、ネット上のブログに引用する際には、

 ① 私がシミュレーション又は牌譜解析したこと
 ② このサイトのデータである旨

を書いた上で引用する限り、自由に引用していただいて構いません
(ただし、あたかも私が行った牌譜解析・シミュレーションを自分がやったかのように記載して転載するのはやめてください)。

 しかし、

 ① 営利目的使用
 ② 紙媒体に使用する場合

 は、コメントにて、私にご一報ください。
「① 私がシミュレーション又は牌譜解析したことの記載、②このサイトのデータである旨の記載」さえあれば、拒否することは致しませんが、私に再試の機会を与えていただきたいと思っているためです。

 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


 では、よろしくお願いします。

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