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牌の危険度4 ~切られた中牌・同種の牌と危険度~

 今日は危険度の続き。

 リーチをかけた者の捨て牌に中牌(456)が大量に捨てられていると、「なにやってるんだろう?」と思うことはあると思う。
 他方、同種の牌が一切切られていないと、これまた「うーん」と思うであろう。

 そこで、リーチ成立前(宣言牌含む)に中牌が切れている枚数と危険度の関係を調べてみた。
 また、切ろうとしている牌の種類(マンズ・ピンズ・ソーズ)がリーチ者のリーチ成立前に何枚捨てられているかによって危険度がどの程度変わるかも調べてみた。


 というわけで、早速データをみてみよう。
 全巡目別、あるいは、通った筋の本数別のデータもあるが、とりあえず、9巡目における牌の危険度を調べてみる。
  
fc216030201.jpg


「同種の牌が0枚なのになんで筋の危険度が分かるんだ」と思うかもしれないが、これは、リーチした後、切られた牌があるからである。
 例えば、「同種が0枚のときの筋37」というのは、リーチをかけたあとに6が通った場合である。
 残りの例についても同じである。

 まず、中牌の件からみてみよう。
 牌譜解析の際には、捨て牌のうち「手出しのみ」のデータと「全部」のデータを取ったのだが、
  手出しのみのデータにはあまり価値がなさそうである。
 手出しのみのデータは掲載してあるが、以下では言及しない。


 中牌が多く切られるほど、危険になる傾向を示している牌の類型がある。
 それは無筋19である。

 これは、中牌が切られるほど危険というよりも、リーチ宣言前に5が切られる傾向があるからではないかと思う。
 リーチ宣言前に5が切られている場合、無筋19の危険度は格段に増える(約10%になる)。
 その影響がここに現れているのではないか、と思う。


 また、逆に安全になる傾向を示している牌もある。
 それは無筋37である。

 ただ、これもリーチ宣言前に5が切られる傾向が多くなるからではないかと思う。
 リーチ宣言前に5が切られている場合、無筋37の危険度は5%程度まで落ちる。
 その影響がここに現れているのではないか、と思う。

 
 中牌についてはこんなところである。
 中牌が切られれば切られるほど、危険になるのは無筋19、安全になるのは無筋37、
  しかし、その原因は中牌というよりも捨て牌に5が含まれる影響である。と


 続いて、同種の枚数のほうに着目してみる。
 筋19・両筋456を除いて、枚数が見えれば見えるほど安全になっていく。
 ただ、大雑把に見る限り見るべきものがない。

 確かに、同種の牌が切られていれば切られているほど安全度が下がるが、
 だからといって、0枚の危険度がそれほど上昇するわけではない。
 また、同種の牌が3種類切られていれば、それなりに安全になる。
 だが、「(同種の牌が3種類切られている場合で)筋を止めて無筋を切るべき」という結論が出せるわけではない。

 となると、同種の枚数関係からはたいしたことが言えなさそうである。

 
 ところで、同種の牌についてはその種類を特定していない。
 だから、それを種類を全部特定してデータを出しなおすというのは面白そうである。
 やってみようかなあ・・・。


 今日の話はこんなところで。
 次回は若干確認の意味合いをこめて、5切りの危険度について。
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