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牌の危険度3 ~間四間に対する補足~

(2017年4月21日注記
「手出し牌のデータ」についてはバグがあったため、その点注意されたい)

 間四間について追加で示したので、それについて諸々示しておきたいと思う。

 間四間成立条件から宣言牌を除いて欲しいとの要望があったので、それを除いてみた。
 結果はこちら。

FC216022801.jpg

 どうやら、全体との比較をしてみるとそれなりに危険度は上昇するようである。
 私自身、多少増えるとは思ったが、これほど増えるとは思っていなかったので意外であった。


 なお、私が結果の意外さに驚いて結果を公開し、方々から反応が生じていたところ、
  ほしきゅー(ブログは http://restar9.blog.fc2.com/ 、twitterは https://twitter.com/Restar69/ )より以下の呟きがなされた。
「ぶっちゃけその通り」なので、そのままツイートを掲載する。

(引用もとのツイートURLは次の通り、ただし、それでは文章が見れないので、以下書き写し、改行・強調は筆者によるもの)
https://twitter.com/Restar69/status/703439187723202561
https://twitter.com/Restar69/status/703441844353392641
https://twitter.com/Restar69/status/703442375394197504

 間四間については、間四間が成立しているから危険度が高くなるというわけではない。
 そのような状況ではまたぎ筋の危険度が下がる影響で、筋が絞られるので、それに含まれない間四間だけが相対的に危険度が高くなる構図のはず。
 間四間が仮にピンズで発生したとする(1p6pが切られている)
 ここで、6pの筋・またぎ筋効果で3~9pがやや安全になるので、ピンズ全体としては残りの25pが単純に危なくなる。
 なので、その結果間四間だけが危ないのでなく、マンズやソーズも相対的に危険になります。
 なので、間四軒そのものが本当に危ないかどうかは、「ある間四軒が成立している時」を母数にして、その間四軒自体の危険度と、他の牌の危険度を比較しないといけない。
 単純に間四間が成立してない母数の間四間じゃない牌の危険度と比較しても意味ない。


(引用終わり)

 結論は1行目に書かれたとおりで間違いではない。
 私も前回のブログにて、「別に、間四間なんて言葉は使う必要なくね?」と書いたが、つまりはそういうことである。


 しかし、一番最後に(全体との比較をしている)私の調査は意味がないと私に火を延焼させてつぶやきは終わった。
 なので、これについては多少反論しておく。

 ツイッター上では、
「間四間を使うことに疑問を持つ側が突っ込みを入れる目的で、
  つまり、争点形成責任を負う程度にすぎず、挙証責任を負わないが側がそこまで立証しなければならないのか」
(一言で言うと、「お前がやれ」)

  ということを砕いた表現で述べたのだが、私が「全体との比較」をした理由を挙げておく。
一番最大の理由は「めんどくさいから」なのだが、それだと知的怠慢罪の故意を阻却できないので、別の理由をあげる
 

 まず、実践的な理由。
 ベタオリで同種の危険牌を比較する際に、比較するのは「全体(あるいは、そうではない場合)と比較して危なくなるか、、危なくないか」である(今、たまたま、間四件とソバテンにしか触れてないが、ネタはこれから増やしていく予定)。
 そのため、「別色で間四間が成立している状況」を引っ張り出す必要性はあまりない。
 もっと言ってしまえば、科学的に厳密である必要はそれほどない
 その観点から「全体、又は、非間四間と間四間」の比較をしている。


 次に、個人的な理由。
 間四間については、従前、平澤先生が本で述べたロジックではなく、別のロジックから危ないと言われていた。
 それが不完全であることは、既に『科学する麻雀』で取り上げられたし、ほしきゅーが再び述べたことなのでもう述べない。

 ただ、それらのロジックが信じられたのは、「発言者らに信じるに値する実感があったから」ではないかと思われる。
 全然実感がなかったのであれば、ロジックはあってもさっさと棄却されていたことだろう。

 その場合、彼らが実感として持っていたのは、「全体(又は、非間四間)」と「間四間」の比較である。
 彼らが思っていたことは「間四間は通常より危ない」であって、「ある色で間四間が成立する同種の牌と別色で間四件が成立するときの同一の牌では前者の方が危ない」ではないはずである。
 そして、彼らが思っていた主観に対応する牌譜解析結果があるか調べる観点から、「全体」か「裏筋・間四間が成立していないもの」とで比較している。


 以上より、私の調査が意味がないものではないことが完全に証明された
 (もちろん、誇張である、本気で信じないように)。


 次は、何をやろう。
 モロヒ・5切りはほしきゅーと完全に被る上にほしきゅーの発表したことから発展性がないし、
  ワンチャンス・ノーチャンスはデータは出したがよく分からないし、
  外側はほしきゅーのところとデータが一致しないからバグがあるかもしれない(でも、他のデータはあうのでここだけにバグがありそうなのだが、よく分からない)し、
 「4と2が切られた場合の無筋1」とかは順番を特定しないと全く意味がなさそうだし。

  まあ、他にもネタがあるので、その辺から公開していきますか。
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 引用について、このようなことを書くのもはばかられますが、某所でちょっとありましたので、このようなことを認めさせて頂きました。
 ご理解いただければ幸いです。


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